7/18(水)快晴、旭岳温泉への旅2日目。当別・栄公園→浦臼・道の駅・鶴沼。
6:00出発、17:45着、11時間45分、40.3㌔
快晴、高温の1日でした。2㍑の水を飲み干しても汗はほとんど出ません。手元の温度計は最高34℃を記録しましたが、汗は出るとすぐ、蒸発しているようです。
疲れますので、歩くスピードが落ちてくるのに反比例して休憩時間が長くなります。12時間弱歩いて40㌔ですから・・・・。まあ無理は禁物と言うことで納得しましょう。
途中農協青年部の看板が・・・いいですね、こういうのは。
ノーライス 
月形には月形刑務所があります。明治時代に政治犯なども収容された「樺戸囚治監」が発展?解消したものです。
明治時代の北海道「開発」に、ここに収容された「囚人」達が動員され、多くの犠牲者を出しています。
刑務所 
囚人墓地 
到着後に浦臼温泉で入浴・休憩しましたが、ここの水が非常に美味し水でした。地下水をそのまま利用しているようで、風呂場横の蛇口から地元の入浴客が持参したペットボトルに入れて持ち帰っていました。
休憩室でブログの更新をしようとアクセスしますが、電波状態が悪く諦めました。

現在19日の12時過ぎですが、昼食に入った滝川市内のファミレスで更新をしています。
今夜の宿泊予定は約20㌔先の道の駅・深川ですが、電波状態に不安があるため、ここでやっています。電波状態が良ければ、今夜また更新しますが、その際今日起きた「事件」をお伝えします。
では、お楽しみに。

7/19(木)快晴、旭岳温泉への旅3日目、道の駅・鶴沼→道の駅・深川。
6:00発、18:30着、12時間30分、39㌔。
18時30分に道の駅・深川に到着しましたが、今日は大変な事件がありました!
昨晩の温泉が効いたか、体が軽く良い調子で出発しました。
鶴
2㌔程進んだころです。お伴の「コジさん」を見ると、大変!大事な旗がありません。すぐに鶴沼まで旗を探しながら戻ります。1.4㌔程戻った所で、路上に転がっている旗を無事発見しましたが、本当に焦りました。
どうして落としたのか分かりませんが、油断大敵です。これからは十分注意します。
旗
3㌔近く寄り道をしたので少し急ぎます。急いでも1時間に1回の休憩はちゃんと取ります。
いつもの通り、国道脇の舗道上で横になって寝ていると、
「すみません、具合が悪いわけでは、ないですよネ」と女性の声。
起き上がって横を見ると、車の助手席から心配そうに女性が顔を出していました。
おっちゃんが「はい、休んでいるだけです。大丈夫です。ありがとう、ございます」と答えると、安心顔の女性を乗せ、車は走り去って行きました。
有り難いですね!見ず知らずの他人を心配する人がいることに、感謝します。
2時間のゆっくりした昼食(ブログの更新です)を取った後、滝川市の外れに差し掛かったころです、道路の向こうから青年がやって来ます。
どうも旅の様子と感じ、お互いに声を掛け合います。話を聞くと、青年はバスやヒッチで旭川から苫小牧まで行き、その後は東京を目指す途中。
なぜ?と問いかけると「教職試験に5回落ちました。もうどうでもいいや」の旅だそうで、いわゆる「人生を考える時間」を求めているようです。
人生色々あります。挫けないでガンバッテ下さい。
エックス
景色の素晴らしさに見とれる時間を惜しみながらの歩行でしたが、夏の北海道の素晴らしい1日でした。
石狩川 
そうそう、助手席に美女を乗せたポルシェのオープンカーとすれ違いましたが、ちっとも羨ましく思えず、徒歩旅を続ける「おっちゃんの方が幸せ」と、妙に満足するのは、何故でしょう・・・
19時30分を過ぎ、寒さが堪えてきます。これからテントを設営し夕食を取ります。