11日朝、奥羽本線・富根駅近くの松風荘を出発、能代市内のモスバーガーで早い昼食+充電+ブログ更新中です。

9/10(土)曇→雨
ホテルを出てすぐ、「小次郎号」の車輪が完全に壊れた。左右それぞれ3個の車輪が着いているが、右側の1個が完全にやられた。残りの車輪が、いつまで頑張ってくれることか。「小次郎号」無しに進行は難しい。多分、秋田あたりで新小次郎号を調達することになるだろう。
おっちゃんの「テクテク日本縦断」-小次郎
コンビニで買い物。レジのお姉さんが「どこまで行くのですか?」「ずっと歩いているのですか?」と聞く。ザックの「宗谷岬」の旗に気付いての質問。マニュアル通りの応対だけでなく、注意深く観察している若い人もいるのだと感心。
大館市は秋田犬(あきたいぬ)の古里。東京・渋谷駅ハチ公前のハチ公は一番有名な秋田犬だろう。大館のマンホール蓋のマークも秋田犬だ。
おっちゃんの「テクテク日本縦断」-秋田犬
何回か米代川を横切るが、両側には見事な水田が広がっている。さすが、「米どころ秋田」と感心する。
おっちゃんの「テクテク日本縦断」-米所秋田
歩行中、ふと下をみるとカマキリが大きな鎌を振り上げていた。これはちゃんと生きていました。頑張れカマキリ君。
おっちゃんの「テクテク日本縦断」-カマキリ
午後3時過ぎ、また雨が降り始めた。「まいったな、野宿は無理、今夜の宿を探そう」と、思いながら歩いていると道端の広告に「7号線13㌔先」という宿の広告。進行方向へ向け13㌔ならなんとかなる。さっそく予約を入れるが、「残念ながら本日は満室」との返答。代わりに近くの旅館を紹介され、ここは予約OK。「歩いて行くので、3時間後に到着予定」と告げると電話口の向こうから「・・・・」。 
1㌔程進むと、また看板。「反対方向へ戻り、左折13㌔」
「うーん、7号線沿いではないのか?」すぐに確認の電話。やっぱり違っていた。7号線から山側に13㌔入った所にあるそうだ。
「申し訳ありません。徒歩で能代へ向かっているので、無理です。キャンセルは可能ですか」
しばらくして「結構です。お気を付けて旅をお続け下さい。またの機会をお待ちしています」との温かい返答。藤里町の「なごみの湯」さん、ありがとうございます。
一人雨に濡れトボトボ歩く。16時半過ぎ、富根駅近くのガソリンスタンドを見つけ、「この近くに泊まれる所はありませんか?」と聞く。気の良さそうな事務所の人が、「この上の方にあるよ」「聞いてみようか?」と電話をかけてくれる。やりとりの結果、宿泊OK。遅い時間にも関わらず、食事も出してくれました。
スタンドのおじさん、松風荘の管理人さんありがとう。ちなみに松風荘は能代市の老人健康施設でした。
おっちゃんの「テクテク日本縦断」-管理人
<10日の記録> 大館→能代・富根、10時間32分、39㌔