宗谷岬を出発してから２２日目、ついに、函館に到着しました。マメあり、湿疹、下痢、足痛（進行中）有りの中、ようやく「北海道縦断」終了です。宿に着き、洗濯、風呂を終え、近くのこじゃれた居酒屋で一人祝杯を挙げました。１日は午後に大間に渡り、いよいよ「ステージ３」に突入です。
８／３１日（水）曇、晴
３０日夜、オニウシ公園食堂の軒下にグッドスペースを見つけたが、チャリダーの先客あり。幸いテント２張りでも十分な広さ。チャリダーは埼玉の学生・Ｙ君。北海道は何回か周っているが、道東はまだらしく、今回は東へ東へと進むそうだ。３年生なので夏休みが終わると、就職活動に突入という。頑張って下さい。
顔を洗っていると、日に焼けたおじさんがやって来た。話を聞くと福岡から鮭釣りに来たという。５年程続いており、１カ月半滞在の予定とのこと。徒歩旅の話をすると、「やってみたいな」と真顔。
６時過ぎに出発し、森町・赤井川付近で休憩していたら、犬の散歩で通りかかった、おばちゃんが心配そうにのぞき込んできた。そりゃそうだ、道路の端にシートを敷いて大の字になって寝ているのだから・・・。おばちゃん曰く「具合が悪くて、どうにかなったのかと思った」。心配かけて、ごめんなさい。
おばちゃん夫婦は１年半ほど前、札幌から移住して来たという。森から大沼にかけての一帯は、バブルの時に開発された「リゾート」。バブル崩壊後は買い手も付かず放置され、レストランや遊戯施設などの残骸がそこかしこに見られる。おばちゃん曰く「そのおかげで、安く家も建てられた。もっと年を取ったら、便利な札幌に戻るつもり」なるほど、「ちょっとだけ田舎暮らし」か。黒柴のちび君は番犬だと言うが、優しすぎないか？
昼前に大沼や駒ヶ岳が見えるビュースポットへ。案内板には中国語とハングルの表記。どこでも大事なお客さんになっている事が分かる。
七飯に向かい坂道を下ると食堂が。幟に「天ざる７００円」。車が沢山止まっている。「当たりかも」入ってみると、男２人が忙しく働いている。感じは良い。カウンターに座ると、先客のおばちゃんが、自分の食べている定食を指さし「このイカ刺し定食は美味しいよ。あと一つ残っているよ」。アドバイスに従い、「天ざる」から「イカ刺し定食」へ変更。そのうちに旅の話になり、忙しい中、店の人も話に加わり楽しい昼食に。「イカ刺し」のボリュームは通常の３倍はあり、イカ刺しだけでお腹いっぱいになる。その上トリカツまで付き、コーヒー、デザートのプリンでなんと７００円。
まいりました「あべ吉」さん！
七飯の街中を貫く国道５号は「赤松街道」と呼ばれている通り、赤松の古木が並んでいる。街中に入りしばらくすると、サングラスの女性ジョガーが挨拶をし、横を走り抜けて行った。ややしばらくして、先ほどのジョガーが折り返して来た。「どこからですか？」と問いかける。「宗谷岬から佐多岬までです」。準備や事前のトレーニングなど、話は尽きない。彼女は夫と一緒にジョギング大会などに参加しているそうで、先日行われた北海道マラソンに友人の応援で行ったそうだ。近々行われるハーフマラソンが彼女の目標と言う。歩きながらの話は４０分ほど続き、スポーツ店や宿などの貴重な情報を頂きました。「ポンコツ」さん、ありがとう。頑張って下さい。
スポーツ店でお目当ての中敷きをゲットした時は１８時過ぎ。これ以上は無理。ちょうど、昼食時に教えてもらった宿がすぐ近くにあることが分かり、投宿した。安い、きれい、当たりの宿。
こじゃれた居酒屋での祝杯ですっかり酔っ払った私は、ブログの更新も出来ず、バタンでした。函館・昭和の居酒屋「じゅげむ堂」の刺身は逸品。店主が自ら釣った物もあるという。店の雰囲気、従業員の接遇もよく、お薦めですね。
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＜３１日の記録＞森町オニウシ公園→七飯町→函館・昭和町 １２時間７分、３９㌔。
９／１日（木）晴
朝早くからブログの更新作業。昨夜は酔っ払いすぎで、途中で放り出したまま。１３時発の大間行きフェリーに間に合うよう、９時過ぎに宿を出たが、以外と早く１０時２５分にはターミナル着。受付をしようとカウンターへ。「１３時発のチケットを下さい」とおっちゃん。
「次の大間行きは１７時です」とカウンターの可愛いおねえさま。ダメを押すように「１３時の便は夏の間だけです」
アチャー！ 今日は９月１日。１３時の便は、昨日までだったのか！！
そういう訳で１７時の便を待っている間、ブログ更新をしています。
明日以降２，３日またブログ更新不可の辺境に突入します。
＜９月１日の記録＞＝多分＝ 函館・昭和２丁目→フェリーターミナル→大間、９時間３０分、６㌔
＜３０日のご当地クイズ解答＞
●文中の「○○○」出身とは？
③愛知
●文中の野田生は、「なんと読む」
①のだおい
＜ステージ２記録＞
日程 ８月２３日～９月１日
距離 ２４５㌔ （１日の函館・昭和→フェリー間を含む）
８／３１日（水）曇、晴
３０日夜、オニウシ公園食堂の軒下にグッドスペースを見つけたが、チャリダーの先客あり。幸いテント２張りでも十分な広さ。チャリダーは埼玉の学生・Ｙ君。北海道は何回か周っているが、道東はまだらしく、今回は東へ東へと進むそうだ。３年生なので夏休みが終わると、就職活動に突入という。頑張って下さい。
顔を洗っていると、日に焼けたおじさんがやって来た。話を聞くと福岡から鮭釣りに来たという。５年程続いており、１カ月半滞在の予定とのこと。徒歩旅の話をすると、「やってみたいな」と真顔。
６時過ぎに出発し、森町・赤井川付近で休憩していたら、犬の散歩で通りかかった、おばちゃんが心配そうにのぞき込んできた。そりゃそうだ、道路の端にシートを敷いて大の字になって寝ているのだから・・・。おばちゃん曰く「具合が悪くて、どうにかなったのかと思った」。心配かけて、ごめんなさい。
おばちゃん夫婦は１年半ほど前、札幌から移住して来たという。森から大沼にかけての一帯は、バブルの時に開発された「リゾート」。バブル崩壊後は買い手も付かず放置され、レストランや遊戯施設などの残骸がそこかしこに見られる。おばちゃん曰く「そのおかげで、安く家も建てられた。もっと年を取ったら、便利な札幌に戻るつもり」なるほど、「ちょっとだけ田舎暮らし」か。黒柴のちび君は番犬だと言うが、優しすぎないか？
昼前に大沼や駒ヶ岳が見えるビュースポットへ。案内板には中国語とハングルの表記。どこでも大事なお客さんになっている事が分かる。
七飯に向かい坂道を下ると食堂が。幟に「天ざる７００円」。車が沢山止まっている。「当たりかも」入ってみると、男２人が忙しく働いている。感じは良い。カウンターに座ると、先客のおばちゃんが、自分の食べている定食を指さし「このイカ刺し定食は美味しいよ。あと一つ残っているよ」。アドバイスに従い、「天ざる」から「イカ刺し定食」へ変更。そのうちに旅の話になり、忙しい中、店の人も話に加わり楽しい昼食に。「イカ刺し」のボリュームは通常の３倍はあり、イカ刺しだけでお腹いっぱいになる。その上トリカツまで付き、コーヒー、デザートのプリンでなんと７００円。
まいりました「あべ吉」さん！
七飯の街中を貫く国道５号は「赤松街道」と呼ばれている通り、赤松の古木が並んでいる。街中に入りしばらくすると、サングラスの女性ジョガーが挨拶をし、横を走り抜けて行った。ややしばらくして、先ほどのジョガーが折り返して来た。「どこからですか？」と問いかける。「宗谷岬から佐多岬までです」。準備や事前のトレーニングなど、話は尽きない。彼女は夫と一緒にジョギング大会などに参加しているそうで、先日行われた北海道マラソンに友人の応援で行ったそうだ。近々行われるハーフマラソンが彼女の目標と言う。歩きながらの話は４０分ほど続き、スポーツ店や宿などの貴重な情報を頂きました。「ポンコツ」さん、ありがとう。頑張って下さい。
スポーツ店でお目当ての中敷きをゲットした時は１８時過ぎ。これ以上は無理。ちょうど、昼食時に教えてもらった宿がすぐ近くにあることが分かり、投宿した。安い、きれい、当たりの宿。
こじゃれた居酒屋での祝杯ですっかり酔っ払った私は、ブログの更新も出来ず、バタンでした。函館・昭和の居酒屋「じゅげむ堂」の刺身は逸品。店主が自ら釣った物もあるという。店の雰囲気、従業員の接遇もよく、お薦めですね。
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＜３１日の記録＞森町オニウシ公園→七飯町→函館・昭和町 １２時間７分、３９㌔。
９／１日（木）晴
朝早くからブログの更新作業。昨夜は酔っ払いすぎで、途中で放り出したまま。１３時発の大間行きフェリーに間に合うよう、９時過ぎに宿を出たが、以外と早く１０時２５分にはターミナル着。受付をしようとカウンターへ。「１３時発のチケットを下さい」とおっちゃん。
「次の大間行きは１７時です」とカウンターの可愛いおねえさま。ダメを押すように「１３時の便は夏の間だけです」
アチャー！ 今日は９月１日。１３時の便は、昨日までだったのか！！
そういう訳で１７時の便を待っている間、ブログ更新をしています。
明日以降２，３日またブログ更新不可の辺境に突入します。
＜９月１日の記録＞＝多分＝ 函館・昭和２丁目→フェリーターミナル→大間、９時間３０分、６㌔
＜３０日のご当地クイズ解答＞
●文中の「○○○」出身とは？
③愛知
●文中の野田生は、「なんと読む」
①のだおい
＜ステージ２記録＞
日程 ８月２３日～９月１日
距離 ２４５㌔ （１日の函館・昭和→フェリー間を含む）