2日間の休養を終え、ステージ2出発です。体重は7㌔、体脂肪率は9㌫減りました。最終的にどうなるのでしょうか?

8/23(火)曇→雨→曇
天気予報は「晴れ」だったが、曇り空のスタート。途中からシトシト雨の連続。中山峠についたころ、ようやく落ち着いた天気に。
出発から1時間程経った時、ゴミ拾いをしている老婦人と遭遇。浜益村の出身と言う。漁師の家に生まれたが、苦労の連続だったそうだ。私が「鹿児島まで行く」と言うと「朝ご飯は食べたのかい?」と聞いてくれた。「食べました」と返すと、「お気を付けて行ってらっしゃい」と送り出してくれた。
昼前に定山渓温泉に到着。疲れを取ろうと足湯につかった。先に入っていたN敬老院の方からウーロン茶も頂いた。N敬老院では1年に1回の足湯ツアーが恒例だそうだ。
おっちゃんの「テクテク日本縦断」-ウーロン茶 おっちゃんの「テクテク日本縦断」-ご飯食べたか 
17時過ぎに中山峠到着。峠の茶屋で「夕食」と入ってみたものの、すでに終了準備。揚げイモと唐揚げだけ。ガッカリしていると「お湯を沸かせばソバができるよ。食べる」とおばちゃん。「食べます!」と、おっちゃん。ようやく夕食にありつきました。
ありがとう、おばちゃん。
野宿の場所を探して、目星をつけていた道の駅の軒下へ。ところがすでに先客が誰かと話している。いったん通り過ごし、戻ってみるとテントが張られ一人の外国人が立っていた。彼の名はトーマス。スイス出身で、スイスで日本旅行専門の会社に勤めていたが、大震災と福島原発事故でお客は無しの開店休業状態。ならば、自分が日本の現状を伝え、旅行客の復活に繋げようと宗谷岬→佐多岬を徒歩で走破、毎日ブログで発信しているという。震災地でボランティアも経験したそうだ。
宗谷岬出発が8月1日というから、随分スローペースだが、無事佐多岬へ到着することを祈っている。
どこかで、笠をかぶり、スイスと日本の国旗を背負った徒歩人を見つけたら、それがトーマスです。
「頑張れ機関車トーマス」と、励まして下さい。
トーマスと見た夕焼けの羊蹄山もきれいでした。
$おっちゃんの「テクテク日本縦断」-トーマス $おっちゃんの「テクテク日本縦断」-夕焼けの羊蹄山
<23日の記録>札幌市南区→喜茂別町中山峠、11時間5分、38㌔
<23日のご当地クイズ>
●札幌の「花」「木」「鳥」は次のどれでしょう?
 ①「ラベンダー」「アカシア」「アカゲラ」
 ②「スズラン」「ライラック」「カッコウ」
 ③「ユリ」「ポプラ」「コゲラ」
☆解答は最後に

8/24(水)晴
トーマスに「先に出るよ。頑張って佐多岬に着いてネ」と声をかけ出発。朝早くは霧がかかっていたが、日が上がるにつれ晴れ上がり、気温も上昇。ちょっとつらい展開になった。キャリアーを持たなくしたせいで、背負う重量は8㌔から12㌔に。やはりちょっときつい。下りにもかかわらず、なかなかスピードが出ない。20㌔歩いて喜茂別町で昼食。お店の女将が「どこまで行くの」と。「宗谷岬から鹿児島です」と答える。「さっき外人さんが歩いていったけど」と女将。
「それは昨日一緒にキャンプした人です」と追いかけようとしたが、すでに影はなし。意外と早く出発したようだ。
ルスツリゾートの横で舗道上に小さなコウモリの遺骸を発見。10㌢ほどの小さなものだが、北海道にコウモリはいるの?
留寿都までの30㌔は結構つらかった。25日にかけ、雨模様のため留寿都のO旅館に泊まることにした。
$おっちゃんの「テクテク日本縦断」-コウモリ
<24日の記録>喜茂別町中山峠→留寿都町、8時間16分、30㌔

<24日のご当地クイズ>
●中山峠にある、写真右に見えるモニュメントは何
 ①鉛筆②シャープペンシル③アスパラ
$おっちゃんの「テクテク日本縦断」-モニュメント
☆正解は次回のブログで
☆23日のご当地クイズの解答
 ②「スズラン」「ライラック」「カッコウ」