おはよう、アン!

(家の中でもリードが外せなかったころ・・・

   しかしすごい顔だねチュー

 

 

柴犬アンとの暮らしは、ハッピーな毎日です

 

でも、そんな毎日に暗雲が立ち込めてきたのは

アンが2歳になったころからです

他犬への異常な興奮と

それに伴う転嫁性攻撃行動がはじまったからです

 

私はいつも、ビクビクしながら

散歩をしていました

 

とにかく噛むまれることが嫌で

YouTubeや本で

「噛む犬」

について調べまくりました

 

有名なトレーナーさんの動画を参考に

散歩をしてみたり

犬の行動学を勉強してみたり

常にネットで情報収集し

良さそうなことは、なんでもやってみました

 

私の頭の中は

常に、そのことでいっぱいです

 

散歩中はいつも緊張し

少しでもアンが興奮すると

イライラし、リードを強く引っ張り

アンに対しては、怒ってばかりいました

 

私が悩めば悩むほど

状況は悪化しているように思われ

だんだんと、散歩が辛い時間になっていきました

 

そして、その頃からアンは

散歩を拒否するようになっていきました

 

散歩のためのリードを嫌がるようになり

手を近づけると噛むようになったのです

 

転嫁性攻撃行動を治そうとしていたのに

別の理由で噛まれるようになり

私は足だけではなく

手まで

キズだらけになっていきました


噛まれ続けることで、恐怖心がでてきて

近づくこともできません

 

大好きなアンをなでることも

一緒に遊ぶこともできなくなりました

 

転嫁性攻撃行動は

噛むことを治すのではなく

アンの心の葛藤を理解し

興奮する状況を減らしていくべきなのに…


この頃の私は

『噛む』ことにばかりフォーカスしていて

間違えた向き合い方をしていたのだと

思います

 

(今は家の中ではリードをはずしていますおねがい