今朝の通勤電車で

「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?

なんていう本の広告が目に留まった

今では認知科学(なんだそりゃ)で

なんでも解明してるそうで、本の帯には

・記憶のすり替えがいたるところで起きるわけ

・人は理解したからこそ間違える

・「相手の立場に立つ」ための「心の理論」

・失敗・間違いを認められないのは性格だけのせいではない


などなど書かれていた


わかった、わかったよ

人の考えは変わらない

人は違うんだよね、うん…はい


萌絵にも何度も言われました

萌絵はこういう啓発本とか読んでるのかしら

賢いんだか達観してるんだか…


僕は理性よりも本能で動く、というか

本能で動きたいと思う人です(でした)

そしてたぶん頭が悪い

記憶力も危うい(憶える努力をしていない?)


だから、

・記憶の食い違い

・理解したという誤認識

・自分の立場しか考えていない言動

・これは性格だから仕方ない、という考え


などなど

いろんな要因でこれまで萌絵と衝突してしまった


今は不用意に自分の思いを吐露しないことで

安定した関係を保っている

吐露しない…我慢してる?

好きだから…我慢する?


安定した今、萌絵は無邪気に

日々の出来事などを話してくる


見たもの 聞いたもの 感じたもの

そんな日々の出来事は普通の会話だけど

やっぱり異性の話題が出てくると

少しモヤっと気になってしまう


昨日はMさんが会話に出てきた


Mさんとはこの日記で出てきた人で、

・僕と萌絵のバンドに萌絵がエキストラとして誘い入れたことで知った人

・僕のいないバンドで萌絵と活動してる人
(このバンドは主宰者とウマが合わず、そこに萌絵が所属していることを僕は良く思っていない。言わないけど)

です


僕が嫉妬を出さなくなってから

萌絵はあまり僕に気を遣わず会話をします

それは良いことなんだけど、なんだろう

ちょっとMさんの登場回数が微増してます

Mさん自身をよく知ってますので、

浮気とか、そういう発展にならないのはわかっています

あくまでも知り合い・友人というだけ

それでも、ことあるごとに

「Mさんがね」「Mさんもそうらしいよ」

と出てくると、あまり面白くありません


先日どこかで2人で飲んでるときだったか

「Mさんの話増えたよね」と言ったことがあります

その時の言葉、一言一句は憶えていないのですが

「何にもないから話している」

「少し意図的に話している」


のようなことを言っていた気がします

その時は「そうなんだ」とスルーしましたが

もう概ね安定した(と勝手に思い込んでいる)僕としては

その後もMさんMさん言われると…ちょっとね、と思う


冒頭の話に戻りますが

私いい歳ですが、今もって本当に他者ってわからない

一応、妻のことは一番わかるつもりですが

それでもわからないことだらけ

あらゆる本でもそのこと(家族だって他人的な話)触れてますね


わかった、わかったよ

人と人は違うんだね


この違いって

理解するというか

腑に落ちるというか

納得すればするほど

寂しくなるのは僕だけでしょうか


萌絵との付き合いの初期
(過去の失敗恋愛でもそうですが)

僕は自分の「好き」が正しいと信じて

だから相手にもそうあって欲しいと

「同じであること」を「押しつけ」ようとしてた


これが間違いなのはわかった

でも啓発本が言う理想の形?って

自分の本能を白状すると

何かを我慢したような感覚…


言葉、下手だな

伝わらないよね 苦笑