治験では患者さんのキャラクターが重要です
患者さんの真のキャラクターがわかるときはいつ?
結論:初回でないことは確かです
治験は通常の治療とは違います。
研究が目的です。
「治験実施計画書の遵守」が、我々CRCに課せられた最大の使命なのです。
治験実施計画書通りに進められるかどうか
患者さんのキャラクターもかなり重要なファクターになってきます。
この患者さんはしっかりしてるから安心やわ、と思っていたとしても
「なんか調子悪いから、昨日は2錠、今日は1錠にしとるんよ^^」
とか笑顔で報告された日には、心から切なくなります。
「あの丁寧に説明した時間を返してくれ」と患者さんを呪い
「いやいや、自分の説明が悪かったのだ」と自分を戒めます。
何度信じて、何度裏切られたことか。
ダメンズを繰り返し好きになる女のようです。
モデルの患者さんへの対策をマジメに検討した結果
さて、これまでも紹介した「○○な患者さんシリーズ」の中で
被験者にしたくないNo.1がこの「適当過ぎる患者さん」です。
このモデルとなった患者さんは「適当過ぎる」のか「面倒くさがり」なのか
「そっちで全部やっといてよ」というのが口癖でした。
私はそのとき、前任のCRCからの引き継いだばかりで、
その患者さんの背景をあまり詳しく知りませんでした。
なので一度しっかり話してみようと、診察待ち時間に
治験のなんたるかの説明を含め、患者さん自身のお話を聴いてみました。
結果、適当過ぎるというよりは
「かまってちゃん」なんだろうなという結論に至りました。
「適当」や「面倒くさがり」という性格は元々あるようですが、
「少し困らせて相手の反応を見たい」という理由もあるようです。
要は患者さんなりのコミュニケーションだったわけです。
どうやら長年おひとり暮らしで、お仕事や趣味も特になく
年金生活への不安を強烈に感じられているようでした。
「誰かと話したい」気持ちがあったのだと思います。
以後、私は少し長めに時間をとってお話を聴くようにしました。
治験の重要性もわかっていただけたのか
お願いごとはきちんと守って頂けるようにもなりました^^
治験が終わった今でも、向こうから声を掛けていただきます。
業務には関係ないのですが、時間が許す限り近況を聞いたりします。
CRCとはいえど医療従事者の端くれなので
患者さんの話を聴くことで、何かしらのお役に立てていると信じているからです。
以上、○○な患者さんシリーズでした。
今日もここまで読んでいただきありがとうございます★




















