レッドウィングオイル染み抜き
今回は当店でも多くご相談があるレッドウィングのオイルのシミです。
レッドウィグお手入れに際のオイルのシミ
お客様からのご相談
レッドウィングの汚れを自分で落として、オイルを入れたら写真のように大きな黒ジミに
なってしまいました。
お手入れの際に擦って黒くですなったトゥ。
オイルが黒ジミになる理由
汚れを落とすためにステインリムーバーを使ったそうですが、その際に擦り過ぎたの
がキズの原因です。
黒く見えるのはオイルですが、黒くなった原因は擦り過ぎによって革の表面がキズ
ついているからです。
「オイル入れた際にトゥが黒ずんでいたので更に擦ってしまったことでシミが濃く
なってしまった」と言うことです。
レッドウィングのお手入れでオイルの入れ過ぎで黒ジミを作ってしまうケースが多いようです。
オイルの染み抜きをして見るとトゥの色も薄くなって革がザラザラしているのが分かります。
このザラザラは擦った傷です。
この状態でオイルや雨などが浸透して上の写真のように黒いシミがでます。
薄いポリウレタン樹脂で皮膜を作りトゥの色を入れてます。
オイルや雨などの水が浸透し防ぐために染料や顔料にポリウレタン樹脂を混ぜて革の表面い皮膜
を作って色調整して仕上げます。
革表面のザラツキを抑え、色補正でご覧のように仕上がりました。
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