世の中、強い人っていますよね?
学校の現場にも、この人の言うことには、あまり刃向かえないって人がいます
いや、刃向かえなきゃいけないんでしょうけど、私は巻かれるタイプで、できない…
この前、職員会議がありました。
基本、議題の提案の順番があり、それに乗っ取って進んでいきます。
が!
ある人が言いました。
『残りの時間も少なくなってきています。議題の順番を変えて、先に大事なこちらを話し合いませんか?』と。
個人的に
『いや、次の議題も結構大事だし、このまま続けるべきでしょ。提案の先生も、次だと思ってスタンバイしてるのに…』と、思いました。
私は、知ってるんです。
時間がなくても、定時を過ぎても会議は続くことを。議題の順番を変えたとしても、そんなに、変わらないことを。
でも、おかしいと思ったのに言えなかったこのある人には、刃向かえないから。みんな、承諾するしかなく、議題の順番は変わりました。
そして、定時を過ぎて、管理職は建前で『帰らなきゃいけない人、帰ってください!!』というまぁ、帰らなきゃいけない人にとっては有り難いが。
その後の提案で、次の提案の先生が涙ぐみました。いつも、本当に元気でニコニコ、一生懸命な先生です。
『帰ってしまった先生もいますが…
いいんです。帰っても…。でも、
この提案も来年度にかかる大切なものなので、時間は過ぎてしまっていますがお願いします。』と。
精一杯の反発だったと思います。
その後は、淡々と話をされていました。
何時間も考え、練りに練り直し、頭を悩ませ完成した提案。やっと、次提案だ!!という時に、順番を後回しにされ、定時を過ぎ、帰らないといけない人が出てくる。自分の頑張りって何なんだろう…。
そういう涙だったのではないかと思います。
その提案の先生も
「私の提案も大事だから、先に検討させてください」と、言えばよかった。でも、言えなかった。
仕事だからと、割り切って、何でも物事言えたらいいけど、みんなが、みんな、そうじゃない。
バシっと言える人は必要。でも、その人の言いなりになるのは違う。私も、もう少し、立ち向かう強さをもちたいと思った出来事でした