小学校教員をしていて、『定時で帰る』のは、なかなか難しいです。
本で、『定時で帰る!』
ってありますが、本当に一部の先生だけ。フルタイム勤務で、定時に帰っている先生は、私の学校には、まずいません(学校がブラック?)。
時短や、非常勤で、仕事量がある程度決まっていて、校務分掌もない、学級担任でもない、ということなら、可能です。
実際に、定時で帰っていく先生はいます。
私も、育休復帰1年目は、学習支援という立場だったので、定時で帰っていました。
だって、仕事が、終わるんだもん。
じゃあ、今は何故定時に帰れないか…。
それは、学級担任をもち、学年に属するからです。
学級担任をしていると、イレギュラーな対応がグッと増えます。子どものトラブル、パソコンの故障、保護者連絡。
学年に属すると足並みを揃えてやることがグッと増えます。そうすると、
『定時だから帰ります』とはならず、
『子どものお迎えに行かないいけないので帰ります。』
と、ギリギリまで残ることになる。
私は、育休復帰してから、かなり帰るのが早くなりました。もちろん最低限のことしかしてないですが、時短術を考えながら、働いています。そうすれば、かなり、効率的に仕事はできます。
でも…
個人の意識だけでは、定時に帰るには限界があるんです。
みんなが、みんな定時を意識して、帰ることを意識すれば、学校は変わります。変わろうと思えば変われると思います。
でも、全員が、その意識を持つことは、やはり難しい。
だから、学校は変わらない。
組織を変えることは、正直厳しい。
だから、自分を変えるしかなかった。
私はもっと時間を大切に使って生きていこう。