こんにちわ
陽性判定後の記事です
2人目妊活を振り返って書いています
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お別れ
退院から4日後、
週明けの月曜日は朝からザーザーと雨が降っていました。
4月に入ったものの肌寒い日で、
強い雨に打たれて桜の花びらも冷え切っているようでした。
診療時間前にぽぽちゃんのお迎えに行くことになっていたので、
前日の夕方にお花屋さんで花束を買いました。
おそらく男の子だったのではないかと言われていましたが、
ハッキリとはわからなかったこと、
あとは明るい色のお花で送ってあげたかったので、
黄色とオレンジを中心にしたビタミンカラーで作ってもらいました
産院に着いたら裏口のインターホンを鳴らすよう言われていたのですが、
鳴らしても全然反応がない・・・
ほとんど屋根がない場所だったので、
半身濡れながら待っていたのに、
2回目のチャイムで助産師さん出てきたと思ったら、
正面玄関に回ってくださいと・・・
なんだかなぁ・・・
4日ぶりに会ったぽぽちゃんは、
少し身体の輪郭が崩れてきているように見えました。
まだお空に行かないで欲しい。
もう少し一緒にいたい。
そう思っていた4日間でしたが、
もう姿を留めておくことも難しいんだね。
そうしたら、
少しでもキレイな姿のまま送ってあげないといけないね。
気持ちを切り替えることができました。
産院でエンゼルボックスを用意してくれ、
持参した花束を渡すと、
めいっぱいのお花でぽぽちゃんを囲んでくれました。
「お世話になりました」ということと、
「いつかまたお世話になりに戻ってきます」ということを話して、
産院を後にしました。
一向に止む気配のない雨の中、
斎場へ向かう車中はずっとエンゼルボックスを抱っこしていました。
いつもは落ち着きのない長女も何かを察しているのか、
とても大人しかったです。
斎場について、簡易的な祭壇で最後のお別れ。
とめどなく溢れる涙の中、しっかりとぽぽちゃんの姿を目に焼き付け、
手紙を書いた和紙の折り紙で作った折り鶴も一緒に、
お空に旅立つぽぽちゃんを送り出しました。
それから30分もしなかったと思います。
火葬が終わり、炉室前に呼ばれました。
炉室から出てきた台の上には、
少し、ほんの少しだけお骨がありました。
とっても小さかったぽぽちゃん。
事前にネットやブログを読み漁っていて、
どこも妊娠12週での火葬でお骨が残ることは厳しいと書いてありました。
諦めるように自分に言い聞かせていましたが、
頑張って残ってくれたんだね。
ありがとう。
あんなに小さかった身体の骨を残して焼いてくださった職員の方、
本当に、本当にありがとうございます。
あまりにも小さいお骨のため、
お骨上げはできませんでしたが、
一縷の望みをかけて用意していた骨壺に職員の方が納めてくださいました。
供養の方法
火葬した後納骨するのか、
夫婦で話し合った結果、
お参りにいかない時は寂しい思いをさせてしまうかな、
ということで、
手元供養という形をとりました。
リビングのカウンターの一角に、
ぽぽちゃんスペースを作り、
お骨とお花を一緒に置くようにしています。
2歳だった長女は4歳になった今でも、
日常的に、
「ぽぽちゃんおはよう！」など朝晩のあいさつや、
いってきます、ただいまのあいさつ、
出かけ先では「ぽぽちゃんへのお土産！」と
お花やどんぐりを集めて飾ってくれます。
手元供養は良くないという意見もあるようですが、
我が家ではこの形で良かったなと思っています。
もうすぐ桜の季節になり、
ぽぽちゃんを送って2年になります。
今では双子の女の子が家族に加わり、
見た目には5人家族ですが、
私たちの中では、
ぽぽちゃんも含めて我が家は6人家族です
