「逆ソクラテス」伊坂幸太郎 | 心と家計を整える。

心と家計を整える。

毎日怒っている二児の母が「怒るところ想像できなーい」と言われる日まで心(あと家計)を整える記録


久しぶりの小説。
育児の中で、ガツンと怒る、どうしてもの場合はこつんとやるぐらいのことは、必要?いらない?と悩むことがある。
私はミニバスのコーチのように子供に感情をぶつけてしまってたな。
大人にもいろいろある、子供にもいろいろある。
子供はまだ世の中のルールで知らないことはたくさんあるけど
知っている大人が偉いわけじゃない。
力で押さえつけるやり方は弱いもの相手にしかできないし、
相手が本当に弱いのか?それは先入観じゃないのか?

正直な人
約束を守る人
そういう人が幸せになる世界であってほしいし
表面上幸せにみえない(お金持ちじゃない、立派な仕事についていない)のはどうでもよくて
その人の心の中が平穏で幸せであってほしい。
たまに読み返したい素敵な本でした。



さいきん思うこと
お金があるかないかは相対的な評価しかできない。で、お金がある人が立派なわけではないのに、世の中のことはお金が対価だから、色々な物サービスを受けられるだけのお金を持っている人はすごい、と思ってしまう。
今の世の中でお金を基準にしない気にしないというのは難しい。
お金持ちを羨む気持ちはあってもいい(無理やりは消せない)けど、媚びたりすり寄ったり何かを恵んでもらおうとは絶対に思わないようにしたい。
あと羨むのはいいけど妬んだり言葉にしたり嫌な気持ちを抱くことはしないように。
私はお金持ちになることはないように思うけど、好きな仕事をしていつのまにか貯まっていた、というタイプだから、今頑張っている方向で仕事を続けていくのがいいように思う。いろんな面で。