世間はゴールデンウィーク。
家族がいると言うだけ
なんやかんやと負担が増えるので
GW戦線のために胃薬と吐き気どめを用意しました。
そして、
GW1日目は母屋の押し入れで虫大発生騒動。
2日目は風呂場で虫の羽大量発見騒動。
立て続けに虫騒動で
父に投げたらめっちゃ機嫌わるくなってた😅
アドバイスしてるつもりの母と相性悪いからな。
( 父は1人でやりたいタイプ )
不機嫌な両親を横目に、こちらを読みました。
公安部のエリート刑事・シゲハラは、イスラム国関連の極秘捜査から突然外された。間もなく、息子の秀樹がテロリストに志願したとして逮捕された。
妻や娘からは息子を売ったと疑われ、組織や世間には身内から犯罪者を出したと非難される。
公安刑事は家庭と仕事の危機を乗り切れるのか!?
衝撃の社会派長編ミステリー! 引用:Amazon.co.jp
妻や娘からは息子を売ったと疑われ、組織や世間には身内から犯罪者を出したと非難される。
公安刑事は家庭と仕事の危機を乗り切れるのか!?
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国をテロから守る公安部。
その子供が、テロリストに志願する。
さぞやスリリングでやばい展開になるだろうと思って読み始めたら
家族の歪みや想いの方が大きかった印象です。
誰にだって、秘密はあるし、護りたいものがある。
何かを犠牲にしてまでも。
子を思う両親の演説は良かったです。
父親の気持ちも母親の気持ちは、それぞれに違うけど
子を思う根っこだけは同じなんですね。
まるで麻薬中毒者のようだが、彼女が常用しているのはおそらく正義感という名の麻薬に違いない。
引用:テロリストの家
ひとによって、正義の基準は違うもの。
正義も悪も結局は、ウラオモテの関係なんだと思う。
正義なんて、とても曖昧で不安定なもんだ。
自分が常に正しいわけではない。
テロリストになろうとした兄の真実を知ったら
正義を振りかざしたひと達はどんな反応するだろう。
"衝撃の社会派長編ミステリー"と書かれるのも納得でした。
GWのお供にぜひ。