あと数日で3月も終わり。



桜の開花はまだだけど
鶯が鳴いてたり、道端にスミレが咲いてたり
春になったなぁと感じるようになってきました。



春になると何か始めたくなるような
そんなうずうず感、ざわざわ感がするのは
きっと、わたしだけではないはず。

春って、複雑だね。



今回は
季節に飲まれそうになったタイミングで
巡ってきたこの本を読んでみました。





アフリカにある、しあわせがずっと続く村、ブンジュ村。約200人が住む小さな村です。

アフリカのペンキアート「ティンガティンガ」を学びに行ったSHOGEN(ショーゲン)さんが、この村と出会い、村人と共に生活し、生きる喜びを知っていく物語

              引用:Amazon.co.jp





挨拶がめっちゃ独特なブンジュ村。
タイトルの「今日、誰のために生きる?」はそのひとつ。


いまの日本に
「自分のために生きるよ」と返せる人は
どのくらい居るんでしょうね。



「それは、自分のために描こうとしているのか?
それとも人のために描こうとしているのか?
人のために描くのはいいけど、そこに自分の喜びもないといけない。人のためにやって人が喜んだとしても
自分がまったく喜びが感じられないんだったら、それはやめておけ。」
         引用:今日、誰のために生きる?



SHOGENさんが絵を描いていたときのお話。


自分の好きなことをやっているのに
いつのまにかズレてしまうことがある。
お金や人間関係が絡むと自分が置いてけぼりになったり。


これは逆もあると思う。
自分は好きだけど、"お金にならないからやめる"みたいな。


「今日、自分のために生きるよ」


やろうかな、と思っていたことは
自分が歓喜できるものであるかどうか。
全部、この本の通りにとはいかないけど
少し取り入れてみたら世界は変わるかもしれない。


ときどきあるペンキアートも可愛くて好き。
誰かにプレゼントしたくなるような一冊でした。