さっきからショスタコーヴィチの「交響曲第7番”レニングラード”」をゲルギエフとバルシャイで聴き比べていて、この事をブログに書こうかなと考えていました。

 

だから愛用のMac Airは開き放しなのですが、聴きながらついついyoutubeなんかを覗いたりしていて何気に森永卓郎さんの著作「書いてはいけない」に関して話しているのが耳に止まりました。

 

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それはあの日航123便墜落事故に関してだったからです。ここから音楽は全く入ってこず森永さんの話に集中してしまいました。

 

当時そのニュースには驚いたもののいつしか記憶から失せ、随分経ってからこの事故に関する本を読み、原因がボーイング社による圧力隔壁の修理ミスによるものと知り、アメリカ人ていうのはこんな事までオープンに出来るんだと、妙な感心をした事を覚えています。

 

そして、ついさっきまでこの事故の事は私の生活に、それこそ1ミリも入ってこないままでした。

 

しかし森永さんの話を聞いていると、この事故には” ケネディ暗殺事件”と同じような国家政府の思惑が隠されているように思えます。

 

ボーイング社の事故機と同型機は原因判明以降、逆に売り上げを伸ばしているということ、この事故直後のプラザ合意、日米半導体協定と日本がアメリカの貿易赤字解消に協力、もっと言えばここから日本がアメリカの属国に落ちぶれたような政策を取り始めたというタイミンングの妙を明らかにされると、色々な陰謀論には飽き飽きしている私でも「?」と思ってしまいます。

 

ただ断っておくと、森永さんは事故の全貌を知っているのではなく、ガンを患った今、死ぬまでにその真実を知りたいという思いで問題提起されています。

 

その動画の中で森永さんが”機体を損傷した日航機は横田基地への緊急着陸体制を取りながらも、何故か着陸せず飛行を続けている”と話しているのを聞いて愕然としました。

 

もちろん、着陸したくてもすでに機体を制御できなくなっていたのかも知れません。

 

しかし仮に、もしそこに何らかの圧力があったとしたら、この事故で亡くなった520名の死の責任はどこにあるのでしょうか。この事を知ってからどうも心が落ち着きません。

 

色々な著作も出ているようなので改めて読んでみようと思った次第です。

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さて、ショスタコーヴィチの聴き比べですが、バルシャイの圧勝です。ゲルギエフも熱の入った力演を聴かせフィナーレの迫力など凄いものがありますが、ちょっと計算づくのような感じがしてしまいました。これはライブ録音なのですがリハーサルの再現といった感じでしょうか。

 

バルシャイの方もライブながら何十年かぶりの祖国での演奏ということもあってか、フィナーレではついオーケストラが盛り上がってしまった、という熱気が伝わってきます。

 

バルシャイで第4楽章をどうぞ。