京都旅行の二日目、あいにくの空模様で傘を持って出かけます。今日は、「金閣寺」「銀閣寺」の拝観と辺りの散策を予定しています。

 

宿泊している五条通り辺りからは歩いていける距離ではないので、バスを使います。京都は市バス路線が市内中に張り巡らされ、便数も多く、どんな区間でも230円で行けるのがありがたい。

 

京都市内は道路が碁盤の目のように通っているイメージがありますが、「金閣寺」辺りまでくるとそんな感じはなくごく普通の市町のようです。

 

「金閣寺」の拝観は9時からですが少し前に着きました。まだ早いせいか入場を待つ観光客は思ったより少なく、昨日の清水寺の混雑ぶりに嫌気が差していたので一安心。人気の場所には午前中の早めに行くに限ります。

 

京都には見どころがたくさんありますが、建造物として見た時に感動したのは、その清楚で凛とした佇まいの「三十三間堂」、世界最大の木造建築物である「東本願寺」の堂々たる様が私のベスト1、2でしたが、流石に「金閣寺」、それらを抜いてベスト1に躍り出ました。

 

眩いばかりの光沢のある金色には圧倒されてしました。この建物を見るだけで拝観料500円が要りますが損はないです。

 

(金閣寺)

 

「銀閣寺」に向かう前についでに見ておきたい場所がありましたので、30分ほど歩きます。途中に「立命館大学」がありました。

 

(立命館大学)

 

目的地は「仁和寺」。将棋ファンとしては「竜王戦」が行われるお寺ということで一度は見ておきたい場所でした。

 

道路沿いに建つ立派な「二王門」を通って対局が行われた「宸殿(しんでん)」に向かうと、藤井聡太竜王と伊藤匠七段のパネルが飾ってありました。

 

(宸殿)

 

ちなみに仁和寺は境内を見回るだけなら無料です。

 

境内には「五重塔」がありました。京都で「五重塔」といえば「東寺の五重塔」、そして「八坂の塔」がよく知られていますが、私見では「東寺」よりも「仁和寺」の方が見所も多くお勧めです。

 

(五重塔)

 

さて次は「銀閣寺」なのですが、市バスで行こうとすると一旦四条通りを廻る、つまりかなりの遠回りになってしまうのですが、それでお230円の一律料金なのは助かります。

 

実はこの遠回りのおかげで予定が大きく変わってしまったことは後で書きます。

 

さて、「銀閣寺」へ向かう市バスが途中でトラブルがあったようで経路途中で運行中止となりましたが、すでに引き継ぎのバスが準備されていて乗客はそれに乗り換えて殆ど時間的なロスなく「銀閣寺」に到着しました。大したものです。

 

「銀閣寺」には申し訳ないのですが、これで「金閣寺」より高い600円の拝観料を取るのかと思ってしまいました。

 

(銀閣寺)

 

元々、近辺にある「京都大学」は学校には珍しく一般入場もできるというので、旅程に入っていたのですが、市バスが四条通りを走っている時に目に入ったラーメン屋のことがずっと気になってしまっていて、それどころではなく戻ることにしました。

 

食事に関しては特にこだわりはないのですが、四条大宮にある担々麺の「四条本店」だけは前から行ってみたくバスの車内から店内に人影が見えたので営業していることがわかりました。

 

(四条本店)

 

店内はカウンター席のみで5、6名で満席という狭さで、担々麺の他に数点のメニューだけ。知られざる名店といった感じでしょうか。美味かった。

 

ここからホテルまでは歩きで2〜30分ほどの距離がありますが、京都は多少の距離は歩くべきです。

 

ぶらぶら散策しながら時間をかけてホテルに戻りました。今日は「金閣寺」「仁和寺」「銀閣」を回っただけですが、このくらいゆったりとした観光がいいですね。

 

何と言っても京都の雰囲気が好きなのですから。