今、将棋界の棋士たちの多分ほとんどの人が、問いかけに対しまず「そうですね。」で受けるようになっています。

 

私など、はっきり言ってとても聞き苦しい。

 

この「そうですね。」は私が知る限り、羽生善治さんが使い始めたと思います。

 

その時は質問に対し系統立てた答えをこの「そうですね。」と言っている間にある程度まとめてしまうための時間稼ぎということがはっきり分かる使い方でした。

 

羽生さんは流石に頭がいいなと感心したものです。

 

今の棋士たちはあの羽生さんがそう言うのだから、それが一般常識なのかと勘違いしている面もあるような気がします。

 

そうではありませんよ。

 

一般の社会で「そうですね。」を使うことは滅多に無いでしょう。使う場合は相手の意見に賛同する場合ですだけです。質問されているのに「そうですね。」では意味不明ですし、質問者はバカにされていると思うかも知れません。

 

苦言は苦言として、

 

今日は藤井聡太棋聖に佐々木大地七段が挑戦する将棋ファン大注目の棋聖戦第2局が行われています。  

 

藤井棋聖にとって、そして日本中が期待している八冠同時制覇を成すためには、まずこの棋聖位を防衛しなくてはいけません。

 

おそらく藤井聡太に並ぶ棋士は少なくとも今後50年は出ないと思われるほどの天分の持ち主。その彼にとっても八冠同時制覇のチャンスはそうそう巡ってくることはないかと思います。何とか達成してもらいたいと願っています。