🎵レコードにはそれぞれ思い入れが付いて回ります。

🎵何故かCDにはそれが希薄です。

🎵今日もレコードラックから一枚取り出してきました。

 

ふとした思い付きで、レコード、CDの整理を始めた。一々取り出してきてリスト化する。

ちょうど梅雨にも入ったことだし、ゆっくり進めている。

 

そこで出てきたのがこのレコード。

 

ルービンシュタイン、シェリング、フルニエという何とも豪華な顔合わせで、シューマンのピアノ三重奏曲をやっている。

 

親父の遺したレコードで聴いたこと事ない。

 

早速聴いてみる。

 

 これは人に聴かせるための音楽じゃない!

 

 正直な感想。

 

 この曲を書いた当時シューマンは自分でおかしいのが分かっていた。

 (精神疾患により後日、ライン河にに投身自殺を図っている)

 

 こともあろうにこの曲を恋人のクララの誕生日プレゼントに贈っている。

 

 クララは、多分最終楽章に一抹の明かりを見つけ、「この人はまだ大丈夫だ」と日記に書

 いている。

 

 もうルービンシュタインがどうのと言っている場合じゃない。

 

 「この曲は封印する。」