ーーーーーーーーーネタバレ注意ーーーーーーーーネタバレ注意ーーーーーーーーーー 

 

 

 クリント・イーストウッドはこの映画を  

    撮影した頃、すでに80代後半。

    等身大の役柄で出演しています。

 

                  冒頭から歳をとってもダンディを意識した生

                     活ぶりが描かれます。

 正に自身が投影されています。

 

                  それで、この映画で言いたかったことって何

                     ですか?

 

 映画の最後に流れる曲の歌詞が全てです。

    聴いてみましょう。

 

 

 私なんかクリント・イーストウッドから

    見ればまだまだ子供のようなものですが、

    この曲を聴くだけで、身につまされる所

    もあり、涙が出てきてしまいます。

 

                  じゃあ私が代わりに。

                     クリント・イーストウッド演ずる主人公は、

                     かつてはなを馳せた園芸家でしたが、ネット

                     販売におされ商売が成り立たなくなってしま

                     います。

 

 その上、妻と娘との関係も最悪で、車を

    走らせるだけで稼げる仕事との誘いに乗

    ってしまいます。

 

                  麻薬の運び屋です。繰り返す内に組織の信頼

                     を得てどんどん運ぶ量が増えていき、麻薬捜

                     査官の目に止まるようになっていきます。

 

 主人公の気ままな行動にも寛容だったボス

    が殺され、厳格なボスに変わると主人公を

    取り巻く状況も変わっていきます。

 

                  時間厳守、途中の寄り道などは厳禁です。

                     そんな状況での仕事の最中に奥さんが危篤だ

                     と連絡が入ります。

 

 ここからは是非映画を観てお楽しみ下さい。

 

                  良かったです。次の映画、楽しみです。