でしょう。
ませんよ。
始まりフナで終わる」という感じですかね。
ピアノ協奏曲第1番もそういう曲ですね。
百聞は一見(一聴)にしかず、まずは聴いて
みましょう。
曲も分かりやすい。
ない、壊されている」というような批判を受
けたのは昔のこと。
今やヴァイオリニストには必須のレパートリー
です。
に鳴らしているという評価を読んだことがあ
りますが、正にその通りだと思います。
この曲を聴くなら、まずハイフェッツからで
しょう。
の演奏動画が溢れています。
に活躍してるんですか?
女性の演奏動画がたくさん出てきますよ。
まず庄司紗矢香さんがテルミカノフ指揮、
サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー
交響楽団の来日公演で弾いたもの。
テクニックだけでなく、しなやかで奔放な演
奏ぶりは、本当に素晴らしい。
ールで第1位を取った時の演奏、高木凛々子さ
のもバルトーク国際コンクールでの演奏なども
聴けますが、一番印象が強かったのは五嶋みどり
さんがアバド指揮のベルリン・フィルと共演し
たものです。
五嶋さんの演奏は頭一つ抜けていると思わせ
ますし、アバドとベルリン・フィルの見事な
サポートぶりが素晴らしい。
曲の終わりの部分を聞いてみましょう。
よくわかります。
ヴァイオリニストによって演奏も違ってく
るんでしょうね。
重要ですね。
色々聴いてみるといいかと思いますよ。
なりました。
いましたが、ヒラリー・ハーンの演奏を聴
いてびっくりです。
前言を翻しますが、曲の印象自体変わって
聴こえます。
一人ですが、バリバリ弾くタイプでは無い
のでチャイコフスキーは似合いそうもない
印象でしたが、全く別の角度から攻めてき
てます。
曲の聴かせどころはテンポの速い部分です。
ところがハーンさんはテンポの遅い部分の
ロマンティックな部分に焦点を当ててきた
んです。
弱い?
に不足は微塵も感じさせませんが、元々
清楚な音色の持ち主なので、迫力という点
ではちょっと弱いかも知れません。
しかし、そこはテンポを大きく変化させる
ことで乗り切っています。ただ、好き嫌いが
はっきり出そうな演奏ではあります。
ニストですよね。
こんなアプローチもあるんだと新しい魅力を
分からせてくれます。
彼女の演奏の特徴がよく出た、第1楽章を
聴いて終わりにしましょう。
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