「クラシックはこれを聴け」、タレガのギター独奏のための小品「アルハンブラ宮殿の思い出」です。
クラシックギターはバッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」のギター編曲版とまで行かなくても、映画「禁じられた遊び」でイエペスが弾いたテーマ曲でもお馴染みです。
タレガはギター奏者でもあるスペインの作曲家です。この曲は5分以上の全曲を通してトレモロが鳴らされますが、親指で低音を鳴らしてから残りの指でトレモロを弾くことになるため、どうしても親指で弾いている間トレモロが途切れてしまいます。
有名なギター奏者でもその途切れが気になる事さえあります。ここで紹介するパク・キュヒさんはその途切れを最小限にし、流れるようなトレモロを聴かせてくれます。すごい技術です。
パク・キュヒさんの演奏で聴く「アルハンブラ宮殿の思い出」。素晴らしい経験になるかと思います。
最後までお付き合いありがとうございました。