「循環させる」
まずは自分から。
いい感じ。あふれる、想い。
与え、受け取られる。
そして、また与えられ、受け取られ、し合う。
そして、また、与え。
繰り返し、広がっていく。
こんな循環、とっても大事に想います。
たとえ話に地獄と天国での食べ方のお話がありますよね。
ともに食べ物は豊かにあるのだけど、唯一ある超長いスプーンで食べねばならなく。
地獄では、一人で食べようとしても超長いスプーンなので食べ物を口にいれることができず、まったく食べられず。
一方、天国では、お先にどうぞと食べてもらい、食べさせ合うので、みんながパッピー。
まさに、仕合わせ、しあわせ合う。
ひとつ、一方向だけでなく、し合い、循環させること。
とっても大切に感じます。
ありがとうございます。
〈ライター:やすもん〉
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●「『君たちはどう生きるか』観た?」友人からの問いかけに「まだだヨ」と答えると、「僕はもう3回見ているけれど、後で感想を話し合いたいから 一緒に観ようよ」と誘われました。
結論を言えば 楽しんで観るというより解ろうとして観たのでちょっと窮屈でした。
宮崎駿と同い年の私としては 彼の作品はいつも楽しく興味深く観て来たのですけれど、「君たちはどう生きるか」は公開された直ぐから賛否両論が行き交っていて 是非観ようとは思っていなかったのです。
作品の評価は皆様に譲ります。
友人の誘いに乗って観ることになったので、事前にYouTubeでチェックすると「最高の傑作」「宮崎駿の遺言」「駿 長編作品の集大成」「ひょっとして駄作」等々の意見が沢山でてきましたが、私が一番興味を持ったのは 米津玄師と菅田将輝の「僕たちはどう生きるか 対談」でした。主題歌「地球儀」作詞作曲者の米津君と「青サギ」の声を担当した菅田君の若者対談は 宮崎駿へのリスペクトと参加した作品創りへの戸惑いや、駿とプロデューサー鈴木敏夫のやり取りを見ての感想など興味深かい話がいっぱいです。是非ご覧ください。
友人からもらった雑誌「SWITCH」には鈴木敏夫と池澤夏樹の対談があって、そこから示唆されることも多くありました。宮崎作品では「まず絵があってその後ストーリがついてくる」などもちょっと驚きました。
今回は 映画の内容より その周辺から得られるものが沢山ありました。
そういえば 吉野源三郎の「君たちがどう生きるか」は中学時代に先生から進められて読んだ覚えはあるけれど内容はあまり覚えてはいません。この映画は周辺情報にこれだけ深く取り組んだので後を引くだろうと思います。
●山田洋次監督の「こんにちは、母さん」を観ました。『男はつらいよ』寅さんシリーズは今でも楽しんで観ますが、『幸せの黄色いハンカチ』『学校』『たそがれ清兵衛』『遥かなる山の呼び声』『おとうと』等 心に残っている作品がたくさんあります。92歳になった山田監督の最後の作品かもしれないと思うと、観ずにはいられませんでした。
『母べえ』『母と暮らせば』に続く 吉永小百合と組んだ3部作ということで、これも外せない理由の一つでした。(つまり私は ラジオドラマ『赤胴鈴之助』以来 吉永小百合「推し」の世代なのです)
内容は 山田監督のリズムで 想像した通りの展開が「そうだろう、そうだろう!」と納得して観終わりました。最初の画面は縦線横線で作られるビルの風景 ビジネス街。最後の場面は下町 向島の庭から見える花火のシーン。言いたいことがきちんと伝わります。寺尾聡 顔のアップシーンで、私は宇野重吉が頭をよぎりました。大泉洋が持ち味を発揮。田中泯も宮藤官九郎も永野芽郁もちゃんと見せてくれて 昭和の雰囲気が残るのはキャスティングの上手さなのでしょう。吉永小百合も78歳、あんな素敵なおばあちゃんはなかなかいませんが、きちんと恋するおばあちゃんになっていました。
宮崎駿 山田洋次 両監督の さらなる活躍を願っています。
(ライター:山口一郎
「形ないものの輝きをそっとそっと抱きしめて進むの」
手嶌葵 「明日への手紙」
大好きな歌です。
最近の課題曲、こればっかり歌っているってことですが。
もう7年前ですが2016年放送のTVドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(主演:有村架純さん、高良健吾さん)の主題歌でご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
未来の自分への手紙。
そこはかとなく流れるテーマは”希望”、そして”関係性”が添えられている感じがします。
表題以外にも、元気、大事/大切な人、夢、道、明日を描く、笑、ふるさと、待っている、迷いながら揺れながら歩いていく、二度とない時の輝き などなど。
大変な中も前を向いて歩んでいく、そんな仕合わせる言葉がいっぱいです。
♪元気でいますか
大事な人はできましたか
いつか夢は叶いますか
この道の先で
覚えていますか
揺れる麦の穂 あの夕映え
地平線 続く空を探し続けていた
明日を描こうともがきながら
今夢の中へ
形ないものの輝きを
そっとそっと抱きしめて
進むの
笑っていますか
あの日のように無邪気な目で
寒い夜も雨の朝もきっとあったでしょう
ふるさとの街は帰る場所ならここにあると
いつだって変わらずに あなたを待っている
明日を描くことを止めないで
今夢の中へ
大切な人のぬくもりを
ずっとずっと忘れずに
進むの
人は迷いながら揺れながら
歩いてゆく
二度とない時の輝きを
見つめていたい
明日を描こうともがきながら
今夢の中で
形ないものの輝きを
そっとそっと抱きしめて
進むの♪
今年の夏は本当に大変でしたね。
酷暑後の季節の変わり目、体調の変化のある方も少なくないかもしれません。
どうぞご自愛ください。
ありがとうございます。
〈ライター:やすもん〉
人が住まなくなったような廃屋付近や林より、
里山と呼ばれるような、ある程度人が手をかけて、
人が住んでいる地域の方が蝶がいるーと、
先日放送の「所さんの目がテン!」で伝えられておりました。
人が花を植えたり野菜を植えたりすることが功を奏しているのかもしれません。
「適度」が大事なのかも。
そしてその「適度」を見つけるのがまた難しかったり、
見る角度によっても違うのでしょうが。
それを探り続けることが仕合わせることなのかもしれません。
今日もお読みいただきありがとうございます。
(第2・第4水曜日担当 宮坂雪里)
所さんの目がテン!公式HP
https://www.ntv.co.jp/megaten/index.html
先日の“仕合わせる読書会 『こころの処方箋』”で印象に残ったことをご紹介します。
『一番生じやすいのは一八〇度の変化である』の章では、
「(良くも悪くも)ガラッと変わる…つまり一八〇度変化するような時は、
意外と長続きせずにすぐ元に戻ってしまうことが案外多いこと、が色々な人から語られました。
三日坊主というのもこのことか~と、腑に落ち感がありました。
同じ章の中に『三六〇度の変化』という意味合いの文章が出てきます。
一見、三六〇度変化したら、ぐるっと回って元に戻るだけではないか、と思いましたが、
話していくうちに、人の変化はそう単純なものではない、ということがわかりました。
次の章の、『心のなかの勝負は51対49のことが多い』での対話でも、
「人の外から見る状態と、本心とは違う」と実感した体験談が語られ、なるほど確かに!とうなりました。
51対49の、大接戦の上で人の心のなかは動いているのですね。
こういったことを子育て中に知っていたら、もう少し穏やかに優しく子どもに接していたかも~と、
その場にいた母たちは「く~💦」と言い合いましたが、今だからわかることもあるというものなのでしょう。
河合隼雄先生は、いったい人と向かい合う時に、そこにどんな世界を観ていらしたのでしょうか。
奥行も幅も高さも、全く違う世界観を持っていらしたのでは、としみじみ思います。
本を通してほんの少しでも、その世界観に触れることで、自分にも人にも、
少しだけ温かい想いが増して、仕合わせやすくなるように感じます。
次回は10月29日(日)20時からです(無料イベントです)。
次回から初めて参加される方も大歓迎です
初参加の方のみ、お申込みをいただいています。ご興味のある方はぜひどうぞ!
これまで参加されていた方には、いつものように近くなったらご案内をお送りしますね。
では、今日も一日どうぞお健やかにお過ごしください。
〈ライター:斉藤知江子〉
私はほぼ毎日「紙」の新聞を読んでいます。
我が家では私一人です。
今や「紙」の新聞の購読率は28%くらいとか。
新聞は世帯で購読して家族が読むというカタチですが、
今やネットで新聞を読むこともできますし、
その場合は購読者一人が読むカタチです。
ネットでは多くの媒体から情報を取ることも可能になりました。
私もいろいろな媒体を利用しています。
15年くらい前に米国の外交官たちに日本語を教えていたころ、
クラスの中で研修生たちが
米国で「紙」の新聞がなくなっていくことへの変化や不安などを話すことがありました。
米国の有力紙が廃刊になりそこの人気記者たちが行くところがなくなっている、
何よりも鋭い視点の記事が読めなくなることへの無念さを話していました。
長く新聞を読んでいると
確かにその内容にもいろいろな変化を感じます。
それでも「紙」の新聞を広げて読むときの
何かワクワクする感覚が好きです。
どんな記事を載せているだろう?
記者はどんな想いでシリーズにしたのだろう?
外交官研修時代は
毎日6,7種類の新聞に目を通すのが日課でした。
あの研修生にどんな記事がいいかと
考えながら選ぶことは大変でしたが、
同時に楽しみでもありました。
A2よりも少し小さいサイズは
輪転機に合わせて決められたとか。
少しずつ値上がりしている新聞
ほかの媒体もたくさんある中で、いつやめようかと考えることも。
でも「紙」の新聞を手にするときの感覚が好きです。
やっぱり「紙」の新聞を読み続けようと改めて思うこの頃です。
皆さまは「紙」の新聞を読まれていますか。
いずれはこんな新聞もあったのよ、という時代がくるのでしょうか。
遅くなりました。
かなり涼しくなってきました。素敵な一日をお過ごしください🌟
<ライター:伊藤惠子>
「悪いところは誰でも見つけられるけど、いいところを見つけるのは、そのための目を磨いておかないとできない。」
黒澤明
ご存じ日本が誇る名映画監督・脚本家・映画プロデューサー、世界のクロサワ。
数々の名画そして名場面、本当に素晴らしいですよね。
研ぎ澄まされた観察眼や感性、そして臨場感をさらに高めるため等、映画をより良くすることへのこだわり、すさまじいくらいだったようです。
そんな超一流のクリエーターの方からの本当に有難い名言です。
ほんとに悪いところ、外れたところ、欠けているところ等は、たとえ意識しなくても、目につきやすかったり、感じやすいですよね。
とっても共感します。
一方で、いいところやポジティブを見つけるには、待っているだけでなく、見つけようと意識してとりにいく、そのためには、あり方と技術も必要なように想います。
日ごろからセンサーを磨いて、そして発揮できるように自らの状態も整えておきたいものです。
また、一見わるいところやネガティブと考えられることでも、そこにいたるプロセス、背景や理由そして経緯などには、実は、いいところや大切な価値観等が潜んでいるのかもしれません。
気づいて見つけてもらえるのを待っているかのように。
そのためにも、心の眼も磨いておきたいですね。
なんて、ここまで書いてみましたが、実は小さい時からの超ド近眼かつ四十にして早くも老眼も加わり長年の眼の弱さと共にいる私。
眼鏡やコンタクトレンズがなくては、まともには生きてはいけません。
日々いろいろとございますが、眼をいたわりつつも磨いて、小さなことにも気づいて、いいところも見つけつつ、歩んでいきたいものです。
せっかくですので。
仕合わせ愉しんで顔晴ります。
ありがとうございます。
〈ライター:やすもん〉
「“何が”あなたをその気にさせていると思いますか?」
“なぜ“ではなく、“何が“がポイント。
「“なぜ“あなたはその気になっているのですか?」
“なぜ”よりも“何が”の方が、
内発ではなく、
外的な要因のニュアンスが強くなるので、
より明確になりやすいのだと思います。
外的な要因のほうが理由がつけやすいからでしょうか?
自分の本当の気持ちなんて
結構すぐには分からないものです。(と私は思います。)
なぜなら、脳は「快」「不快」「好き」「嫌い」で判断するから。
本当はそこに理由なんてないんですね。
ほとんどが後付け理由。
だから「ただ好きだからやってる」はマジ正当で正直な反応ですね。
私の場合、かわいいキャラのお人形を見ると 脳が「快」状態になります
(思わず微笑む)
最後までお付き合いくださりありがとうございます😊
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問いにより人の考え(心)は動きます。
~心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。~
by ウィリアム・ジェームズ
人の道は選択の連続。
<第3木曜日担当ライター:TORA3>
先般、鎌倉の西方、モノレール「湘南深沢」駅近くにユニークなお店を見つけました。
ぱっと見、自転車かバイク屋さんで、看板も「The Garage」。
よく見ると「Caffe&Gallery」と書いてある。自転車マニア向けかなと少しためらいましたが、カフェ巡り中で周辺に有名カフェもなかったことに背中を押され恐る恐る入ってみることに(笑)
そこは「リトル・ローマ(行ったことないけど)」でした。10席くらいの小さなスペースに大型バイクと自転車、またそのシャーシや自動車の写真(後でデザイン画とわかる)が所狭ましと飾ってある。メニューはパスタやフォッカチオといったイタリア料理中心でコーヒーに至ってエスプレッソしかないようです。
すぐさま一人で切り盛りされている気さくなご婦人が話かけてくれました。実はご主人のサンティッロ・フランチェスコさんはイタリア人の工業デザイナーで、日本人の奥様(本人)と国際結婚し来日して20年になるとのこと。バイクはご主人の愛用で自転車は自身でデザイン・製作し販売用とのこと。「イタリアの工業デザイナーといえばジウジアーロさんが有名ですね(それしか知らない(笑))」と話すと、「ご主人は彼の工房にいたこともある」とのことでした。
ご主人は近くにアトリエを持ちデザイン活動中で奥様はここで作品展示・宣伝とイタリア風カフェを運営されている由。
カフェは3年前の開店で、いきなりコロナ禍で苦労されたようですが、日伊ご夫婦二人三脚で仕合わせて頑張っていらっしゃいます。こちらの方面に訪れる際には行きつけにすることとしました。
今日も仕合わせる一言をお読みいただき、ありがとうございます。
<ライター:沢☆一休>(鎌倉愛好家)