こんにちは!
発達科学コミュニケーショントレーナー
藤井ハナです
ご訪問頂きありがとうございます
小学校受験に一番必要な力は「聞く力」だと
言われています。
今まで子どもに「聞く力」をつけられる
お母さんの関わり方や、
避けたい関わり方について書いてきました
(過去の記事はコチラ)
今日からは、親子の遊びで「聞く力」を
育てる方法をお伝えします
幼い子は遊んでいる時に独り言が多くて
可愛いですよね
娘も一人でおままごとをしている時とか、
ずっと喋っているので、
いつもこっそり聞き耳を立てています
自分の中にある言葉を声に出す言葉を
「外言(がいげん)語」、
逆に声には出さず頭の中で話している言葉を
「内言(ないげん)語」と言います。
幼い子はなーんでも「外言語化」するけど、
成長するとだんだん落ち着いてきて、
「内言語化」できるようになります。
「顔洗おうっと」とか、
「あ、トイレ行きたい」など、
声に出さずに頭の中で自分に「〇〇をしよう」と
指示を出せるようになっていくんですね
内言を獲得する時期は個人差が大きくて、
早い子だと5〜6歳頃には頭の中だけで
考えられるようになり、
だいたい10歳くらいまでに育ってくると
言われています。
「内言語化」できるようになると、
聞いた言葉をしっかりと記憶に残せる
ようになります
それに内言が早くからある子は、
聞き分けが良くて、
行動も落ち着いてて、
自分で考えて動けます
娘はまだ6歳なので、
まだまだ外言語化してますが、
3〜4歳の頃に比べると
ずいぶん落ち着いてきたように感じます。
可愛いのでなくなってしまうのは
親として寂しいですが、大切な力なので、
お母さんがおうちで楽しく遊びながら
育ててあげたいですよね
そこで、内言語を育ててあげるのに
おすすめな遊びが「しりとり」です
よくある遊びなんですけど、
お母さんが言った言葉の最後の文字に
続く新しい言葉を考えるには、
自分の頭の中でその言葉を
繰り返す必要があります
心の中で言って、
それを自分で聞く必要があるので、
「聞く力」が育ち、
「内言語化」する力が育つんですね
小学校受験の入試のペーパーテストでも、
「しりとり」は出題されることも
あると思うので、
普段からお母さんとの遊びで
慣れておきたいですね
知っている言葉も増えてきて、
普通のしりとりが上手になってきたら、
「三文字!!」とか「食べ物!!」など
限定しても楽しいです
一つ、注意しないといけないのは、
急かさないことです
待っている間に「早くして!」
なんて声かけをしてしまうと、
子どもは緊張してしまって逆効果
子どものためと思って、
ニコニコしながら待ってあげてください
娘はしりとりが出来るようになった
年中さんの頃、すごくハマって毎晩寝る前に
親子で遊んでました
これからもまだまだ楽しみたいです
普通の遊びだけど、
そんな「内言語」を獲得し「聞く力」を育てる
効果もあるので、
ぜひ親子で楽しんでやってみてください
最後までお読みいただきありがとうございました
発達科学コミュニケーション
藤井ハナ
参考:著書『男の子は「脳の聞く力」を育てなさい』著者『加藤俊徳』、著書『脳が喜ぶ子育て』加藤俊徳 (著)吉野加容子 (著)より