皆様、こんにちは。
ご心配いただいているサムくん。
当会で引き出し、療養中です。
10月23日にセンターを出てそのまま病院へ。
診察を待つサム。
よろけながらもなんとか歩いています。
後ろ足を曲げて腰を丸めて歩く姿が痛々しくて、下痢もしてて….
でも、もう大丈夫だよ。お医者さんに治してもらおうね。
診察の結果。
センターに収容されていたときからお尻にあるソフトボール大の腫瘍のようなものは
腫瘍ではなく、会陰ヘルニアでした。
悪性腫瘍ではないことがわかってホッとしたものの
ヘルニアの症状は重く、手術はかなり難しいとのこと。
痩せて衰弱してしまっていることもあり、この日は応急処置をしてもらってしばらく様子を見ることに。
センターにいる間徐々に食べなくなって、痩せて衰弱してしまっているサム。
まずは安心して過ごせる環境で、しっかり食べて寝て、体力を取り戻さなくては!
ね!
続く…
サムの首にはボロボロになった皮の首輪がついていました。
櫛をとおすと毛玉の中からノミの屍骸がいっぱい。耳の中も汚れがいっぱい。
どんなに辛い日を生き抜いてきたのか…
シャワーに驚くことはなく、ドライヤーで乾かす間もじっと横になっていて、とってもよい子。
飼い犬であったことは明らかで、飼われていたときにはシャンプーをしてもらい、可愛がられていたのではないかと思います。
年老いたから?病気になったから?捨てたの?
病気で苦しんでいるのに、こんな状態になるまで放っておいたの?
家族として暮らしていたのに何故?
サムの首輪を捨てるとき
何処の誰かわからない飼い主に怒りと憎しみと軽蔑が山ほど沸いてきました。
サムが辛かった日々を忘れてくれることを願いました。
きっと、サムは飼い主との楽しかった日々を忘れないんだと思う。
もしかしたら、今でも飼い主のお迎えを待っているのかもしれないと思うと、かなり切ない。