毛布にくるまれて
道端に置かれていた小さな犬。
岡山県愛護センターに収容されて、飼い主さんを待っていました。
・・・お迎えがなくて
狭いケージに横になったまま
寝返りすることもできないピン君。
当会でお世話をすることになりました。
一緒に暮らすようになって10日。
甘えてくるし、表情豊かになってきました。
でも・・・・
どうして 歩けないの?
どうして 立てないの?
ピン君自身が一番不安でしょう。
支援者様のおかげで高度医療MRI検査を受けることになりました。
後肢・前肢の反射の具合を
先生に丁寧に診ていただいた後、
麻酔をしてMRI。
MRI画像の診断は
頸椎ヘルニア
第2番目と第3番目の間
第3番目と第4番目の間
第4番目と第5番目の間
3か所の多発性ということが判りました。(左上写真)
4本の足が固くならないよう
ピン君との生活の中でリハビリマッサージ。
時々、伏せ体勢になれるようになったと喜んでいたのに。
私 「ヘルニアだから 痛いでしょう?生活の中ではそんなそぶりを見せませんが・・・」
獣医師 「かなり痛いと思いますよ。この子は 我慢強い子ですね。」
そう言われて ツーって涙が出た。
キャンキャン言わず
黙って体を硬直させて耐えていた子なんです。
スイカも大好き 食いしん坊なピン君
痛いのを治して、走れるようになりたいね。
本日の検査費用は9万円弱
治療は高額で手術は45万と言われています。
医療費が足りません。
ピン君だけでなく
当会では、治療が必要な犬や咬む癖のある犬を主に保護しており、医療や訓練の費用も嵩んでいて大変厳しい状況です。
心苦しいお願いですが、皆様のご支援をどうか宜しくお願いいたします。
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