皆様、こんにちは 😊
 
収容が増えている岡山県動物愛護センター。
 
少し前に仲間がレスキューしてくれた猟犬の杏子ちゃん。
きっと姉妹と思われるもう1頭とセンターに入っていました。
2頭ともとーっても穏やかでかわいい子。
猟犬としては活躍できそうにない穏やかさで、きっと繁殖に回されていた…
何度か出産経験があります。
もう1頭は、他団体さんが引き出して下さいました。
 
今期は猟犬の収容が多過ぎるとセンターの職員さんたちも心を痛めておられます。
 
どうしたらいいんでしょうか…。
私自身も、レスキューするのに精一杯の毎日、規制に向けて動き出したいと思いながら、時間だけが過ぎていきます。
 
杏子ちゃんの様子を仲間が詳しく文章にしてくれています。
 
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9日にセンターから引き出し、家で預かっている、ウォーカーハウンドの杏子(あんず)の近況報告です!
 
推定5、6歳かとおもいます。
センターでの血液検査では、フィラリア強陽性、ミクロフィラリア➖。
肝臓の数値が少し高い以外、他には、異常ありませんでした。
検便➖
両目に東洋眼虫が寄生していましたが、こちらの病院にて、可能な限り、取り除いて頂きました。
と言うのも、フィラリア強陽性の杏子に、東洋眼虫を駆除するだけの量のイベルメクチンの投薬は、危険との獣医さんの判断です。
今の所、毎日、目をチェックしていますが、東洋眼虫は、もう見当たりません。
 
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先週、6種混合ワクチンを接種し、体調も良く、我が家の環境にもだいぶ落ち着いてきたので、先週土曜日から、フィラリア強陽性をお散歩が大好きな杏子の為にも、早く陰転させてあげたく思い、ボルバキア治療を開始しています。
 
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センター収容時に右前足をザックリと怪我をしていましたが、怪我をしてから、結構、時間が経っているようで、皮膚がえぐれたまま、放置された結果、今の状態のまま、皮膚が形成されてしまっています…。
まだ痛みもあるようで、少しビッコを引いて歩きます。
センター引出し直後より、ビッコは、軽くなって来ています。
 
杏子、最近になり、ようやく、不安げな顔をする事が少なくなって来ました。
我が家に到着した日から、ずっと私の後に付いて回ってします。分離不安が少し出ているようで、ピーピー鼻泣きする事があります…。
おトイレも、一緒に入ります(^^;)
現在、ヒート中で…(^^;)
杏子でハウンド系女子を保護するのは、三頭目ですが、
全頭、我が家(新しい環境)になって、3週間以内にヒートが来てしまってます(^^;)
ハウンド系の猟犬達、見た目の逞しさと違い、心は、とても繊細です…。
散歩の時、軽のワンボックス(EVERY)とすれ違った時、駆け寄って行きました( ; ; )
停車した、その軽の方へ、行きたくて、行きたくて、私が「杏ちゃん、違うよ…」と言うと、引っ張るのを止めましたが、その場に止まったまま、軽の後部座席のスライドドアが開くと、また、駆け寄り…。
 
杏子を棄てた人間は、同じ様な軽のワンボックスに乗っていたんでしょうね…。
自分を棄てた人間なのに、それでも、駆け寄らずには、いられない杏子の気持ちを思うと、苦しいです…。
 
家の2頭のハウンド達も、我が家に迎えた当初、同じ様な事があったので、杏子の場合も、直ぐに、あぁ…、そうなんだね、杏ちゃん、と気付きましたが、何度、経験しても、本当に涙が出てくる瞬間です( ; ; )
 
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他犬とも仲良くできる、優しい杏子ちゃんをたくさんの愛情で幸せにして下さる里親様をお待ちしております おねがい
 
皆様、応援をどうぞよろしくお願い致します