皆様、こんにちは!

エルモ、2日目・・・

 

 

 



エルモは1月に岡山県動物愛護センターに収容されました。

その頃、センターで会った時

声が掠れ、呼吸が苦しそうだと思いました。

フィラリア・・・末期?

そう思いました。
 

 

 



収容数が多くなり

犬舎の余裕もなくなってくる…

私や仲間はとても心配しました。

エルモはとても性格の良い子です。

人間が大好きです。

センターも

この子の抱えたリスクはあっても

なんとか里親募集をしてやろうとして下さっていたようです。

ですが

この子の苦しそうな様子を見ると

一刻も早く

詳しい検査をして治療してやりたいと思ったのです。

ただ、私達ボランティアも保護頭数が多くなっています。

私も野犬ちゃんや人馴れが充分でない子達を抱え

お世話できる限界を越えてきています。

また、それに伴い、現実問題として

検査費用、不妊手術や診療費用など

ずいぶんと嵩んでいます。

そこで、私達ボランティア仲間で相談して

エルモの検査や治療費

もしかすると手術も必要かもしれませんので

それをお互いに協力し合って引き出そうということに。

県外のネットワークメンバーも協力を申し出て下さいました。

メンバーの皆様、この場を借りてお礼を申し上げますm(__)m

本当に有難うございます!

 

 

 

 


エルモはそんな皆の思いと一緒に預かったワンコだと思ってます。

昨日、センターに行けなかった私の代わりに

ボランティア仲間のチョコローズさんが

エルモの引出しに行ってくれました。

その足で病院へ・・・

病院でのエルモはとってもお利口さんだったようです。



でも、やはり診察結果は思わしくなく

心臓が肥大し、肺を圧迫していて

肺には水が溜まっているようです。

沢山のお薬が出ました。

そして、来週はエコー検査などを行います。

エルモ、推定5歳、中型雑種オス

フィラリア強陽性・・・

それでも

だからこそ

この子に本当の家族を探してあげたい。

この子の全てを受け入れて

この子の全てを愛して下さる

本当の家族のもとで

本当の幸せな犬生を

送らせてあげたい。

一日も早く

優しい愛情に包まれて暮らせる日が

きますように・・・

切実に願います。

 

 


次の写真は

私の仕事場に連れて行った時

男性スタッフからの熱烈な歓迎を受け

嬉しそうなエルモ♪



フィラリアは飼主が予防してあげたらかかりません。

こんなに苦しむことはないんです。

この子の付けていた黒い首輪はボロボロでした。

そんなに長い事彷徨っていたとは考えにくい。

捨てられたばかりか

迷子になったばかりかは分かりませんが

エルモは大切にはされていなかったようです。
 

 

この子のこれからの犬生が

幸せなものになれるよう

応援して頂けると嬉しいです!


<エルモ・・・イタリア語で「愛する者」>