皆様、こんにちは

2月3日にセンターから引出し、保護した「カラ」ちゃんです。

 

推定5歳。 野犬として生きてきました。
 

 

去年の11月に岡山県動物愛護センターに収容され

11月20日に仔犬を4頭出産しました。

仔犬は他団体さんが引出して下さいます。

ご安心下さいね
 


引き出した時のカラ

 

 



センターで検査をしようとリードをかけると大暴れ!

なので、引き出したその足で病院に走りました。

可哀そうにフィラリア強陽性。

投薬治療を始めます!

他は異常なし。 フロントライン済。

9種ワクチンはケージ越しにセンターで打ってもらいました。

野犬の子は首輪も付けられない子が多いので

不妊手術時の麻酔が効いている間に首輪をつけてもらうんです。

カラもそのまま不妊手術をして首輪が付けられました。

しかし、動物病院で麻酔から覚めたカラは大暴れし

エリザベスカラーをボロボロに…

付け替えをしようとした先生の手に歯を立てたようです(T_T)

「怖かったんだよねぇ・・・」と先生。 本当にどうもすみません。。。

「お気を付け下さいね」と言われましたが・・・(^^ゞ

 

カラは全く人間に馴れていません。

全く人間を信用していません。

我が家に来て、このとおりの状態・・・

心閉ざして・・・ますね・・・

殆ど動きません。 

フードも1日目は食べませんでしたが

なんとか昨日から

見てない時に食べてくれるようになりました!

これから向かい合っていこう・・・カラ!

きっと心が通じ合えると信じてるからね!



私の保護する子には「野犬」が多い。

それは、野犬が好きだからとか選んでいる訳ではない。

誰かが引出さなければ、殺されてしまうから。

そして、野犬を引き出そうという人も少ないから。

譲渡しにくい犬を引き出すということは

保護期間が長くなってしまう事・・・

もしかすると譲渡できないかもしれない。

そんな1頭に時間をかけるより

譲渡しやすい子を2頭、3頭助けられるんじゃないかと仰られる。

全くその通りだと思います。

けれど、目の前にいるこの子達に目をつぶることが

できないんです。

人馴れした譲渡の可能性の高い子は

なんとか一般譲渡に回してやって下さいm(__)m

なんとか里親募集のチャンスを与えてやって下さいm(__)m

何のチャンスももらえずに人知れずセンターで蹲る

この子達の生きられるチャンスは

一体どこにあるのでしょうか・・・

本当なら、ここに生きている犬猫達の存在を

一人でも多くの人に知ってもらいたい。

見てもらいたい。

もしかしたら、飼主や飼い主を知っている人

この子達を知っている人の目に触れるかもしれない。

もしかしたら、この子を家族に迎えたいと思ってくれる

運命の人に巡り合えるかもしれない。

たった1%の可能性であっても

何もしなければ0%。

どの子の命も代わりなんてない。

たった一つの命。

その命達を前にして

私達の出来る事を問われる。

動物愛護センターや保健所では

告示期限から消えて子達も収容されています。

どうか、この子達を救うためにも

ペットを家族に迎えようかと思われたら

動物愛護センターや保健所、

私達ボランティアの保護っ子達から

迎えてやって下さいm(__)m
 

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