（なかなか個性的な車、笑）
こんにちは。随分と秋の気配になりましたね。
いかがお過ごしですか？
この間夫の叔母さんの亡きご主人の弟さんご夫妻が
結婚60周年を迎えて、家族親戚でお祝いパーティーを
開かれたそうです。
結婚60周年って、本当に凄いですね！
以前に一度だけお会いしたことがありますが、
本当に穏やかで仲睦まじいお二人だったのが
記憶に残っています☆
（結婚60周年記念の品。品物だけでなく、これ全体が
とても美しくて写真にとりたくなってしまいました、笑）
さてさて、9月に入り、夏休みもあと1週間となり、
来週水曜日からは新学年度が始まります。
娘の教科書は夏休み中に高校のサイトにて公表された
リストを元に発注して準備完了。
（全部で約45000円でした）
息子は高校2年生になるのですが、
夏休みが始まった頃に「息子のクラスは9月の
新年度からは、バラバラになって別のクラスに変わる」
という連絡がママさんグループに入りました。
クラスごとに教科書のリストがあるため、
クラスが決まらないと、教科書も発注できないので、
夏休み中ずっと保留状態。
9月になったらクラスも決まってくるという話
だったので、高校のサイトを日々チェックしています。
が、新クラスについての情報が全くなくて、
しかも、昨年度の校長先生が8月末に退職され、
新たな校長先生も決まっていない、という・・・。
おとといようやく校長先生が決まったという
情報が公表されましたが、
息子の新クラスについてはまだ不明。
学校の事務室に電話しても繋がらない、汗。
するとママさんグループに
事務室への連絡可能時間が火曜、木曜、土曜の
午前中2時間のみ、
教科書は学校が始まってからという連絡がきました。
今日は水曜だから繋がらなかったんだ・・・、汗。
日本では、学年度が始まる4月前には、
校長先生の異動など、学校側の準備は整っている
という状況だったような・・・
少なくとも私が通った学校はそうでした。
ですが、イタリアに嫁いで19年目ですが、
学校は学年度が始まる直前に動き出すことが多く、苦笑、
直前になって色々なことが決まったり、
学校が始まって慌てて準備するといったことも
多々あります。
（夏には夏の、冬には冬の風が吹く
その時その時の目の前のありようがある）
昔最初にこういう体験をした頃は、
前もって落ち着いて準備ができない状況に苛立ったり、
やり場のない怒りを覚えたりしたなぁ・・・。
まぁ、日本の状態と比べて、
「日本のようになったら」っていう想いを固定したから
怒りが湧いてきたなって今なら観えます、笑。
学校に限らず、公的機関での手続きなども、
一度でスムーズに済むことは少ないかもしれません。
イタリアでは14歳まで小児科医をホームドクター
として選択していますが、
基本的には14歳になったら、小児科ではない
ドクターをホームドクターとして選択することに
なります。（大概は親と同じドクターを選択）
先月息子のドクターを小児科医から
私たちのホームドクターに変えるために
隣町の公的機関に手続きに行きました。
散歩がてら行ったのですが、その日は
ホームドクター変更手続きは取り扱っていない日。
ホームページを見て行ったのですが、
そこにはそうした詳細は特に書かれていませんでした。
そのことをスタッフに伝えると、
「ホームページは更新されてないんです」
という返答。
ホームページは何のためにあるのか・・・苦笑。
というわけでまた歩いて帰り、然るべき日に
改めて出向きました。
午後2時から可能ということで、昼食後に
歩いて行ったら、皆お昼ねタイムなのか、笑、
車も一台も通らないほど静かでのどかな道でした。
これなら道のど真ん中で写真を撮っても
車に轢かれないわ！なんて想っちゃって、
想わず写真を撮っちゃいました、笑。
（路上にみえる車は駐車してある車）
そして公的機関に着くと、窓口が閉まっていました。
スタッフに聞くと、ネットが繋がらないとか･･･汗。
また出直しかな？と過ぎりましたが、
ちょっと外で陽光を浴びながら、
メールチェックをして、
北部イタリアに移住した息子さんのために
手続きをしに来たというおじさんと話したり。
おじさんの第一声が、
「あんたの国もこんなふう
（色々スムーズにいかない）かい？」
でした、笑。
そうしているうちにスタッフの方が
窓口が再開したことを伝えに来てくれました。
その間に諦めて帰られた方々もいたようで、
すぐに私の番が回ってきました。
こうしたことがイタリア全体の様子かと言ったら、
そういう部分もあるかもですが、
北部と南部とではかなり違いもあって、
北部はもう少し色々なことが予め準備されたり、
スムーズにことが運ぶ傾向もあります。
私がいる南部は北部よりはおっとり、
色々なことがスムーズには機能しにくい傾向が
あります、苦笑。
そういうわけで、30年間日本という国に慣れた私は
全く違ったイタリアに住んで、
予想もしないことに遭遇する度に
今までの慣れた枠が壊されて、
「そういう側面もあるんだ」と学んで、笑、
徐々に許容量・内なるスペースを
広げてもらっています。
昔は「何のためにはるばる遠いイタリアに
来たんだろう」っていう答えが欲しかったんですが、
今はその答えを欲しがる私はいなくて
枠でガチガチだった私には、全く違う環境で
このくらいの衝撃で頻繁に枠をカチ割らないと
割れなかったのかもしれませんね、笑。
今日もお読みいただき有難うございました☆
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