腸内環境アドバイザー

腸内環境アドバイザー

腸内細菌を味方につけることが健康のカギになります。
野菜や玄米や発酵食品などを摂り、体を温めて腸内細菌のバランスを整えることが大切です。
健康的に痩せられ、リバウンドしないダイエットのためにも腸の素晴らしい機能を正しく理解してください。

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排便・発汗・呼吸をフル動員せよ!


今回は、前回に引き続き身体に侵入する毒のうち、有害金属(ミネラル)について書きます。
 

私たちは、この地球上に住む限り、地球上で採れた食物・水・空気をいただき、地球上で入手した生産物を利用して生きる他ありません。

これらの食物・水・ 空気・生産物が、今は様々な有害物質によって汚染され、それが知らないうちに私たちの体内に入り、体調不良の原因になっていることをご存知でしょうか。
 

例えば、肩こり、冷え性、風邪を引き易い、肌のクスミ・シミ、抜け毛、情緒不安(イライラ)、疲労が抜けない、なかなか痩せない等の症状の奥にこの有害金属の存在が指摘されているのです。
 

水俣病で有名になった水銀(マグロ・カジキ等の大型魚、目薬、鼻スプレー等に含有)は、肝臓・腎臓障害、アレルギー、肥満、皮膚障害、骨障害等の代謝障 害に加え、中枢神経系(感覚障害、難聴、運動失調、言語障害、四肢のシビレ、うつ症状、自律神経症状、情緒不安、食欲不振等)に悪影響を及ぼします。

さらには、動脈硬化、心筋梗塞を進行させたり、子どもの自閉症等にも関係が深いことが報告されています。

特に胎児は影響を受け易いので妊娠中の方は要注意で す。
 

次に鉛汚染。タバコ、排気ガス、塗料、大気汚染、缶詰、毛染め等を汚染源としています。

子どものおもちゃ、アクセサリーにも水準以上の鉛が含まれていることが問題化しています。

水道管にも未だに使用されているとの指摘もあります。

このようにして体内にも侵入した鉛は、蓄積性があり、脳・神経・肝臓・腎 臓・血液・血管・消化管・生殖器・骨格に悪影響を与えるのです。

また、「閉経後の女性の骨量喪失は、血中鉛濃度を上昇させ、高血圧のリスクを高める(米国 医師会誌)」との報告もあります。
 

アルミニウムは、鍋や食器等から。カドミウム、ヒ素、ダイオキシン、農薬は、米、野菜、水道水等から私たちの体内に侵入し健康を蝕むのです。
 
これらの有害金属の最大の脅威は、蓄積されつつ、複合汚染しつつ脳神経を蝕み、人の精神・行動にまで悪影響を及ぼす点にあると筆者は考えています。
 

では、これらの有害金属等から身を守る対策としては、まずはこれらの有害金属類を身体に入れないように努めること。

一旦、摂り入れてしまったら人の持つあらゆる機能を駆使して、解毒・排出(デトックス)することです。
 

その中心は食事です。

新鮮なビタミン・ミネラル・食物繊維の豊富な玄米・野菜・海藻・果物を摂ることです。有害金属等は、多くの場合、体内の脂肪にくっ ついて存在しているので、新鮮なミネラルを補給すると有害金属と脂肪は離れて代謝され易くなるのだそうです。

なかなか痩せないという方は試してみる価値は ありそうです。
 
また、食物繊維は、有害金属等を吸着して便として排出するのに役立ちます。

納豆、味噌、天然酢等の発酵食品も腸内細菌叢の改善を通して腸の排毒に大いに力を発揮します。


さらには、ニラ、ニンニク、葱、玉葱等の硫黄を含む食品は肝臓の解毒力を高めますので、積極的に摂ってください。
 

次に、運動やサウナ、岩盤浴等で体温を上げて発汗を促進することです。

(生姜、香辛料も体温を上げます)家庭でのお薦めは半身浴です。

おへそまで湯に入り、じっくり汗をかいてください。

寒いと感じた時には古いTシャツをみぞおち位まで切り落として着て入るのも一案です。

また、腹式呼吸を時々取り入れて、 お腹の底からガス交換することも良いことです。
 
要するに健康の基本は、いつの世も「扶正去邪」(良い物を取り入れて、悪い物を出すこと)、そしてその代謝を高め続けることなのです。  

体内の有害金属について特にご心配な方は、毛髪や爪で簡単に測定が可能ですので、専門医にご相談ください。


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経皮毒から子供たちを守ろう



今回から2回に渡って、人の身体に入る有毒化学物質について書きたいと思います。

初回は「経皮毒」について。
 
人の身体に入る有毒化学物質は、口を介して入る経口ルート、空気を介して入る経鼻ルート、それに意外と馴染みの少ないのが今回の皮膚を経由して身体に入るルート、即ち経皮毒です。
 
では、具体的に経皮毒とはどういうものに入っているか?

それは日用品全般、即ち、シャンプー、リンス、ボディソープから始まって各種洗剤、漂白剤、カビ 落とし、殺虫剤、消臭剤、歯磨き粉、化粧品、生理用品、紙おむつ。さらに壁紙、畳、カーペット、家具、カーテンにエアコン等々に至るまで私たちの身の回り にあふれています。
 
これらに含まれる有毒化学物質(経皮毒)は、ほとんどが石油の分子構造を操作して造られたもので、元々自然界には存在しなかったものばかりなのです。

人間を造った神も、恐らく自然界に存在しない物質が人間を襲う事態までは想定しなかったのではないでしょうか?
 

皮膚表面には本来、皮脂膜や常在菌等によってバリアー(防壁)が形成され、異物の侵入を制限しているのですが、合成界面活性剤の入ったボディーソープ等 で洗うと常在菌が洗い流されて皮膚免疫力を下げるだけでなく、その強力な界面活性力(自然界では混じらない水と油を化学の力で強力に融合させる)によって 皮脂膜を粉砕し、有毒化学物質を容易に体内に侵入させることになるのです。

界面活性剤は、有毒化学物質の「運び屋」なのです。


"汚れが良く落ちて便利"の裏側で静かに経皮毒が私たちの体内に入っているのです。
 
このようにして体内に入り込んだ有毒化学物質は、体内で分解され難く排出され難いのが特徴です。

まさに "出口のない毒"なのです。

従って有毒化学物質を使い続けると、皮膚の脂肪の多い皮下組織に蓄積され続け、ある一定の許容量を超えると、血液、リンパ液に 一気に流れ込み、アレルギーの原因になったり、主婦湿疹等の皮膚障害、肝臓障害、がん、貧血、代謝障害の原因になったりします。
 

特に私が強調したいことは、有毒化学物質の脳に対する作用です。

脳には本来、血液脳関門というバリアーがありますが、脳の60%が脂肪から出来ている ため、有毒化学物質が脂肪に溶け込み易く、脳神経細胞膜の脂肪に溶け込んで脳に侵入します。

その結果、脳神経伝達物質に悪影響を与え、アルツハイマー、認 知症、自閉症、学習障害、多動性、適応障害などの脳の病気に悪影響を与えることが指摘されています。
 

もう一つの心配は、次世代を担う子供たちに対する影響です。

特に乳幼児は、ピュアで抵抗力が弱いため、有毒化学物質の経皮吸収が大きく、それだけ打撃も強いことを子育て中の人やこれから親になる人には特に認識して欲しいと思います。
 

さらに、この有毒化学物質は、何世代にも渡って受け継がれる『経世代毒性』(小児科医、真弓定夫博士)であることです。

気づいた時には遅過ぎたとならないよう気をつけたいものです。
 
では、この有毒化学物質から身を守る対策として、先ずは、有毒化学物質の入ったものを出来るだけ使わない。

次に、皮膚から入ったものは皮膚から出す。

つまり運動をして体温を上げて汗を出す(汗は毒抜き、塩抜き、ストレス抜き)。

経皮毒の侵入経路である細胞と細胞の隙間の成分、コラーゲンを強化して皮膚代 謝を上げる。

気功、ヨガ、大気浴、砂浴、乾布摩擦等の手法を用いて皮膚呼吸を促進させる。

伝統的日本食、「まごわやさしい」食(まめ、ごま、わかめ、やさ い、さかな、しいたけ、いも)等を積極的に摂り、身体全体の免疫力を上げる等々、出来る部分から実行してください。


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