◎■時代を彩る名曲の夕べ■2024/1/26すみだトリフォニー小ホール
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演奏会本番前のアクシデントや病気を
乗り越えた話のシリーズ（？）です。
1996年11月14日
ムジーククライス演奏会
~東の雅・西の浪漫～
ザ・ルーテルホール
（右上の写真が私です。右下の方は
会員ではなく賛助出演の方です）
『ムジーク・クライス』、
ドイツ語で音楽仲間という会は
出身校等の枠を超えて、
札幌で演奏活動されていたお知り合いに
私がお声をかけさせて頂き作った会です。
1984年頃から、毎月１回、
24時間営業の小さなホールに集まり
互いの演奏を聴き合う研究会をし、
さらに不定期的に、２～３年に１回、
公開の演奏会もしていました。
12年目（多分）のこの年、
５回目の公開演奏会でした。
休憩後の後半は、
５分くらいの無伴奏フルートの現代音楽と、
私のピアノソロ、
シューベルトの「さすらい人幻想曲」という
30分近くノンストップの大曲の２曲でした。
（つまり、私が出ないと第２部は５分で終わってしまうのです）
その本番１か月半ほど前に、
車のドアに左手小指を挟んで潰しました。。。
爪の付け根から噴き出す血をタオルで押さえながら
夜間救急病院へ駆け込みました。
「多分、（骨が）折れている」と言われた時の
声も出ないほどのショックを覚えています。
翌日、救急ではない病院では
多分折れていない、、と、逆の診断でしたが、
今のように手の専門病院はなく、
どちらが正しかったのかは不明です。
右手だけの練習の日々が１ヵ月続きました。
最後の２週間弱、
左手と両手で練習しました。
あそこまで徹底した片手練習は
（当時）普段はしない感じでした。
それは、良い経験・勉強だったと思います。
３０分近い長大な曲を
直前まで左手は使えなかった中で、
弾きました。
満足・・はできない演奏でしたけれど、、
音楽の専門学校の先生をされていた
年上のお知り合いが、
「２楽章で泣けた」と言ってくださったのを始め、
思わぬ評価を、
思わぬレベルの専門家の方々から
頂きました。
目指すのは、ノーミス、、ではないのだと、
こういう
練習できなかった本番の後に
思わぬ評価や反響を頂くと改めて思います。
そして、やはりケガは
体のバランスや手についての
勉強になる気がします。
（今回のひざのケガも）「乗り越えられる根拠」のシリーズです。(^^)
自分に言い聞かせる記事ですが、、どなたかの励みにもなれれば幸いです。
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時代を彩る名曲の夕べ
2024年1月26日(金) 18:30開演 18:00開場
すみだトリフォニーホール（小ホール）
3000円
お聴きくださる方には感謝を込めて
送料無料でお送りいたします。
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Megumi（野谷 恵）