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りえさんから

レッスンで学んだ事を

深く意識して練習してみてからの

感動的なメールが届いたので

シェアさせてください。

重箱の隅をつつくくらい細かいレッスンになりましたが、

「あーいう細かい作業が苦手！」、、とか、

りえさんらしい率直さで書いた後に、

こんな風に効果を書かれ

ストレートに感想を書かれたら、

感動するではありませんか。。

こちらこそ、

泣きそうになりましたよ。（笑）

タイトルは・・・・

レッスンありがとうございました20190415（何と泣きそうになりました）

＊＊＊＊公開了解済み＊＊＊＊

木村りえです。

今日もレッスン、ありがとうございました。

「私はあーいう細かい作業が苦手！」とか

言いたくなりますが、

禁句ですね。書いてますが（笑）。

レッスン中も帰りの電車でも不甲斐なさに

落ち込みそうになりましたが、

今回のような楽譜に即した細かいレッスンがあって、

今は何故か安心しています。

　帰宅後の練習レポートです。

　今日は本当に濃い内容で、

消化不良を起こしていましたが、

できるところだけでもやってみようと、

長い音を本気で最後まで

必要なだけ伸ばして歌うことと、

バスを本気で追って歌うこと、

後は楽譜をできるだけ守るようにしました。

レッスンを受けたのは、

何とアラベスク1番と水に映る影だけだったので、

この2ピースをかなり練習した後で、

6月コンサートで弾く予定の曲を通して見ました。

今まで愛情足りなかったのですねきっと。

音の伸びと響きがまるで違い、

音が遠くで鳴っている感覚を得ました。

音楽は運びやすいし、

水に映る影はちゃんと3つの層が聴こえるし、

全ての曲の弾き心地が格段に楽になりました。

自分が「叩いて」弾いている自覚が

（ちょっとは有って直せないでいましたが）

思ったより足りなかったことにも気が付きました。

鍵盤に触る感覚を、

何と調節しながら弾いているような感じがしたのです。

予定のドビュッシー全部を弾き終えてから…。

　「欲しかったんだ、この感覚。」とか思った瞬間に、

何と涙こそこぼれませんでしたが

立ったまましばらく泣きそうな時間が続きました。

何秒だろう。

もしかして1、2分かな。

そしてやっとのことで

最近ドビュッシーの後に弾くことにしている

メンデルスゾーンの無言歌2曲と厳バリを弾きました。

　これも、かなりの変化を感じました。

「無言歌」って歌ですよね、当たり前ですが。

それがちゃんと歌になって、

それも何本もの声部が

役割も音も分かれて鳴り始めたときは、

本当に嬉しかったです。

厳バリは何故か「弾きやすく」なりました。

　ここ最近、私は何となく

何かが足りない気がしていました。

今日のレッスンで先生に

「お掃除と栄養補給」していただいた感じがして、

安心して明日を迎えられます。

レッスンでいただいた細かいアドヴァイスは、

心の中にとどめておくことにします。

欲しかったんです、こういう栄養が。

…って、いえ、頼り切らないで

自分で考えなさいという話が…。

楽譜はもう一度ちゃんと読みます。

前に約束した再読はしたのですが、

また抜けているので。

本当にドストライクなレッスン

（こういう言い方はしないかもしれませんが）、

大変感謝しています。

（中略）

　またレッスン、よろしくお願いします。