「もっと音楽的に弾いて」とか、
「もっときれいな音で弾いて」とか、
【要求】するレッスンではなく、
音楽的にするためにはこういう考え方があるとか、
こういう方法もある・・といったアイディアを
具体的に、色々沢山伝えたり、
音がきれいになる弾き方とは
ピアノをどう扱う事なのかを具体的に説明したり
弾き方が原因で手が痛い場合は、
その理由を突き止めて痛くない弾き方を伝える
・・といった、【解決】するレッスンをしています。
色々具体的に細かく指導するというと、
コピーを作るのかと思われる場合もありますが、
そうではないのです。
色々学んで柔軟に取り入れた方が、
「自分の個性が進化する」
と言えば分かって頂けるでしょうか?
それぞれの演奏の個性とは、
金属のような固い変わらないものではなく、
いくらでも進化したり、
魅力的に変貌することができるものなのです。
先月のレッスン後の
双子姉妹のりささんからのメールです。
この時のレッスンでは
どうやったらどこまで弱音が出せるかの
タッチの話もしたのですが、
それが効果を上げたようです。
***公開了解済***
木村りさです。
今回もレッスン、ありがとうございました。
弱音の研究、本当に大事ですね。
弱音を緻密に組み立てることで、
逆に、求めていた盛り上がりが
作れるようになって、満足満足です。
私にはもっと弱い音まで
使いこなす能力がある、
この認識は、
大きな大きな安心感につながりました。
また、楽な姿勢の探し方から、
楽に弾き続けるための
姿勢の準備の仕方や移動のコツまで、
細か~く教えていただけて、
練習がもっと楽しくなりそうです。
「あ、それ聞いたことある」と思っても、
アドバイスを取り入れて
イメージすることが全然違うというか、
より多くの意識を、
同時にイメージできるようになった気がします。
この大きな曲が、
何とかまとまる気がしてきました。
本当に、ありがとうございました。
レッスンが最後まで無事守られますように、
音楽祭とレッスンのお疲れが
速やかに回復しますように、お祈りしています。
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りささんのメールの中にある、
「私には◎◎◎できる能力がある」
・・という言い方、、良い表現ですよね。
今までできなかったことや、
苦手だったことも、
具体的な方法やアイディアを学ぶことで
「できるようになる!!」と確信できたら
必ず、できるようになります。
方法を知ったらできるようになるということは、
それをする「能力」があったのだ、ということ。
レッスンで沢山のことを伝えることは、
決して縛ることでも強要することでも
コピーを作ることでもないのです。
木村りえさん、りささんの、ソロとDuoのコンサートは、
6月7日(金)19:00開演(18:30開場)
和光大学ポプリホール鶴川 地下2階ホール
詳細は、こちらのPDFにあります。
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年度末で皆さんお忙しいのでしょうか?
今回、ご希望メールがいつもより少なくて寂しいです。。
東京レッスン:3月20日(水)~26日(火)または27日(水)
大阪レッスン:4月20日(土)~21日(日)
■東京・大阪・札幌のピアノレッスン■練習できていなくても講義を聴くと考えて・・
※寄付先ご相談記事にご意見頂けると嬉しいです。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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