次ページ、■来春の『ゆづ真央プロ』決定＝大きなひとつの組曲のような・・
■先入観と戦う/「卵は持たない」/手の形は音型によっても手の大きさによっても変わる
■現代音楽の解釈とバイエルの解釈 ⇒ 表現の基礎を練習する曲
■浅田真央の悲しみの歌 / ラフマニノフ：エレジー Op.3-1
■休符を超えて音楽は流れ続ける（例えばノクターン遺作もバラ１も・・）
■五輪＆世界王者羽生結弦が「自分を生徒だと思っている」意識の意味
★ 『ゆづ真央プロ』 ですみだトリフォニー大ホール（1800席/東京）
★ピアノレッスン★レッスンについての考え方／レッスン内容と方向性について
・・・
よろしくお願い致します。
★本題前に、東京レッスン検討中です。
１０月は２０（金） or ２１（土）～２４（火） or ２５（水）です。
大阪レッスンは、１０月１３日（金）、１４日（土）です。
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誰でも知っているような曲・・・
つまり、
リストの愛の夢第３番とか
ショパンのノクターン２番とか
そういった「通俗曲」などと言われたりする曲は
昔は好きではありませんでした。
（ネットは無かったけど）
どこででもＣＤが手に入るし
ＴＶやラジオで聴く機会も多いし、
みんなが弾くし、
別に私が弾かなくても・・なんて
思ったりしていました。
初リサイタル（２０代後半）で
メインにしたのは
ペール・ヘンリック・ノルドグレンの
小泉八雲の怪談によるバラード「雪女」でした。
当時は、思いっきり誰も知らない曲。
（他は、リスト、ショパン、ラフマニノフも弾きましたが）
人の知らない曲を
「こういう曲もある。」と
知ってほしかった気持ちがありましたし、
曲を受け入れ、感動もしてほしくて
雪女の脚本を私が書いて
朗読をお願いして、
その後に演奏したり、
照明効果で雪を降らせたりして弾きました。
（「雪女」演奏後、客席から花束を頂いて袖に引き上げるところ）
でも、
３０代で、お仕事として
地方での演奏をさせて頂いた時、
お客さんのメインが
楽器店教室でピアノを習っているお子さん達や
その親御さん達だから、ということで
マネジメントしてくださった
大手楽器店の方から
「条件」のように、
「有名な曲で、短い曲を沢山」弾いてほしいと言われ
そう言う曲を並べて弾きました。
（そういう時にも、説得して
「絶対分かりやすくてカッコいいので」と
カスキの激流を入れさせて頂いたりしましたが、）
クラシックコンサートは４年ぶりとか
そういう街で
有名な曲を並べたプログラムで演奏させて頂いて
喜んで頂いた時に、
そういう有名曲を、
もっともっともっと感動的に
弾けるようになりたいと思いました。
その辺りから
かなり考えが変わってきて、
今は、
ある意味
もの凄く高い目標だと思いますが、
誰でも知っている耳タコの曲、
世界中の有名ピアニストや巨匠の名演が
ネットに溢れていて、
でも、隣の中学生のお姉ちゃんも弾いているとか、
そんな、
もうすっかり聴き飽きたくらい有名な曲で、
「こんなに良い曲だったのか・・」とか、
「こんなに感動したのは初めて・・」などと、
新たな魅力を見出して感動して頂けるような
演奏がしたいと思っています。
有名な曲を弾かないと
お客さんが来てくれないから
仕方がなく弾く・・と悩む方も
実際、いらっしゃるのですが、、
私の場合、
来春の「ゆづ真央プロ」（←リンク）は、
仕方がなく弾くのではなく、
弾きたくて弾く、超有名曲特集です。
古今東西の演奏をネットで聴けるご時世に、
もんんのすごい挑戦だと思いません？（笑）
その挑戦を楽しみたいと思います。
頑張ります。。（^_^）
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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