この度の豪雨で被害に遭われた九州の方々の事を思うと本当に胸が痛みます。
一刻も早い復興を願うばかりですね・・。
この先のストレスから体調を崩したりされないようにメンタルケアもしっかりしてほしいと思います。
小学生の頃、大雨の日の朝に学校に行きました。
田舎の山の中の一軒家でしたが、山を抜けると川があり、その川沿いの小道を通っていたのです。その日は川の水が増水し、小道まで水が上がって来ていました。
だけど小学生だったので、そんなに深刻に考えず・・というか何も考えず水の上をピチピチ言わせながら歩いて行きました。
もう少し行ったら橋を渡るという所の少し手前に川沿いの小道に張り付くように立っていた家が半分剥がれるようになっていて今にも流れて行きそうでした。
その横を通って橋を渡ろうと思ったら、どこかのオジさんが橋の上にいて、「帰れ」と言ったのです。
言われた通り、橋を渡らず歩いてきた川沿いではなく別の山の方向へ向かっていく道を通って家に帰りました。
その後の水害はひどいもので、剥がれかけていた家は流され、オジさんのいた橋は落ち、我が家の裏は山だったけど、その反対側にある家の方は山が崩れ、避難したりしていました。
学校もしばらく休みになりました・・・。
何年生だったかは覚えていませんが、今思えば本当に恐ろしい状態でした。
大人だったらあの状態の川沿いの道なんか決して歩きません。いつ水に流されるか・・。
そしてオジさんが帰れと言わなかったら家にも帰れなくなっていたかも。
小学生だし訳が分からず怖い物なしな感じですが、今こうしていられるのもオジさんのおかげかも知れません。
その時の状況判断に本当に救われました。
今回のように短時間集中型の豪雨では本当に状況判断は難しく、自治体でも対応が異なったりして混乱を招いてしまいます。
こういう事は本当に起こってほしくないですが、万が一の時には今度は自分自身が人を助けられるように、日ごろから的確な状況判断が出来るようにシュミレーションするなど準備をしておかないといけないなと思います。