第500章「株2番底&3番底いつ?/電気自動車を買ってはいけない➁/自民党の総裁選予想➁&結果」 | 【幸せプランナー・くりまろん】ブログ。 『少子化改善で景気回復を目指す』一つの案が「18才でお酒を解禁か?容認しよう。」

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【幸せプランナー】は仲人(司会)&人生応援アドバイザー/素人が勝つ株戦略家でもある『えん結び師』※紹介者限定で一般受付はしていない。供養盃など商品開発&ネーミング家「栗原万洋」の呼び名:くりまろん。「内容はカ行」:株/キネマ(映画)/車/結婚/ご飯(食品)

 

        

 

上記『タツノオトシゴ親子(オレンジ色)&ヒトデの香炉』/20年以上前の作品で

「東京都のアマチュア陶芸コンテスト入賞作品」

親タツノオトシゴの丸い口からお香が立ち昇ります。

 

下記は:クリスチャン向けタツノオトシゴ親子(黄色いシマウマの様な)&ヒトデの供養盃

右下の様に「頭が取り外せて遺灰(小さなお骨)が入れられます。地震で頭(蓋)が落ちない様に、頭の下側に十字型(⊥型)の引っかかりフックが付いていているので回転させて入れます。また、黄色い頭の上にある左右の角が縞模様の十字架になっています。」

そして、香炉も頭が取り外せてお香が入れられます。」

 

           

  

 
 

第500章【もくじ】 

 

➀まえがき『タツノオトシゴ&ヒトデの供養盃『タツノオトシゴ&ヒトデの香炉

 

➁「第499章に追伸:自民党の総裁選予想2 9/27(金)選挙結果について

 

第481章に追伸:電気自動車を買ってはいけない理由「水素エンジンは船に使う」

 

④誰も信じなかった「ファイン(AI)バブル崩壊が始まった」追伸:2番底&3番底は?

 

 

  

 

 

まえがき『タツノオトシゴ&ヒトデの供養盃『タツノオトシゴ&ヒトデの香炉

 

上記のタツノオトシゴ型の『供養盃』(自宅供養用のミニ骨壺を栗原万洋がリ・ネーミング)は、申し訳ありませんが…、売約済み(販売できる分はありません)です。

今年3月、結核の疑いで急逝した父の葬儀に参列して頂いた方から「以前、栗さんの家に飾ってあったタツノオトシゴ香炉が可愛かったのが凄く印象に残っています。福老(フクロウ)ではなく、ダイビングが趣味だった父&母(遺骨の一部を遠いお墓から取り出して)を自宅供養したいので『タツノオトシゴの供養盃』を作陶して頂けません?」と、強く要望があったために、急遽、作陶した次第…。

 

誠に残念なお知らせですが…、「引き続き、過去に受注した(注文して頂いた)予約分の作陶だけ」で、新規のお申し込みは受けられない状況です。

 

既製品の盃(さかずき)型ではなく、「オートクチュール」(注文品)作品になる『タツノオトシゴや福老(ふくろう)型』は、Mサイズが税込55,000円&Sサイズが44,000円と高価(基本型の供養盃は通信販売でお求めの場合、作品を選べませんが税込み22,000円)です。実用品なので投機対象にはならない陶芸作品です。

                   

過去の『供養盃』(自宅供養用のミニ骨壺)を書いたブログは、第496章&第487章&第447章&第419章&第383章をご参照くださいね。

 

 

 

 

 

「第499章に追伸:自民党の総裁選予想

& 9/27(金)選挙結果について

 

立候補者は12名と言われていたが…、実際、推薦人20名を集めて立候補したのは、過去最大数の女性2名を含む9名でした。

 

それぞれに、政策や主張(自民党の改革)がありますが…、後ろに見え隠れするキング・メーカーや推薦人をじっくり確認すれば、総裁に選ばれるのは政策や主張(自民党の改革)ではなく、水面下に沈んだ派閥争いです。サブマリン(潜水艦)集団か?モグラの集団になった派閥の力が、総裁を決めるポイントです。

 

したがって、誰が総裁になっても、すぐに&簡単に自民党は変えられないでしょう。いつか?変わらなければ…、与党を続けられなくなる(他の党と連合はある)でしょう…。

 

そして、以下の「FNNプライムオンライン」「推薦人一覧」が見やすく&分かりやすかったので、ご確認お願いしますね。

 

 

 

結論は

決選投票は、小泉さんと上川さんの投票になるでしょう。

どうしても、院政政治をするだろう菅さん&小泉さん連合には、今後の自民党を舵取りさせたくない人たち「筆頭は、副総裁の麻生さんであり、現総理大臣の岸田さん派閥の人々」の票が集まり自民党内の石破さん嫌い議員(党員からは人気がある)の投票で…、1回目の投票は、僅差で上川さんが石破さんに競り勝つと予想

そして、決選投票へ進めば…、意外とハッキリした票数の差で小泉さん(と菅さんのチーム)を破るのではないか?と、くりまろんの予感家の勘が働いています。

推薦人の名前を確認する(上記SNSから)上川さん以外の8人は想定ない(意外性がなかった)。上川さんだけが「麻生派の議員が、河野さんを推薦するのではなく、上川さんを推薦している」など…、幅広い層(派閥&若者)から推薦を得ています。

 

ただ、外国に真正面から意見を言える上川さんを応援していますが…、今の状況のままだと、麻生さんの力(派閥)を借りている印象です。今後、麻生さんの力が及ばない議員がたくさん賛同して&協力して総裁にしないと「麻生さんがキング・メーカーとして副総裁になりたい。」と主張するでしょう。麻生さんが、副総裁では、自民党は変われませんから。

 

また、一部に期待があった(特に保守本流の人や安倍さんを慕う人たち)高市さんですが…、推薦人の内6名が「派閥の政治資金問題:処分対象になった議員」でした(加藤さんが1名/茂木さんが1名/他6名の位候補者には性分対象になった議員はいない)。これでは、「自民党を改革出来ない。」と感じてしまいますので、1回目の党員票を得られず(若手議員と交流しないので若手議員からの人気がない様子)。決選投票に進めないでしょう。

 

前章の第499章に書いた様に(以下に再掲載)

 

「そこで、最後の頼みは、ボルサリーノ・ハットのキング・メーカー麻生太郎(83/9月20日で84才になるので最後の総裁選になると考えているのでは…。だから、勝ちたい&副総裁になって政治家として有終の美を飾りたいはず…)さんです。

麻生派は、河野太郎(こうの たろう/デジタル大臣、デジタル行財政改革担当大臣、デジタル田園都市国家構想担当大臣、行政改革担当大臣、国家公務員制度担当大臣、内閣府特命担当大臣/61)さんを支持する事を表明していますが…、原則だけで他の候補を支持するのを容認しています。どうも、勝手に動く&暴走気味の河野太郎さんを信用しきっていない&不安を抱いている様子なのです。」

 

①麻生派の一部議員が、上川陽子さんを推薦してくれて推薦人が20名集まる

➁党員票が、小泉さんと石破さん、河野さんに散らばる

③「小泉さん&院政を考えている菅さんチーム」だけには、総裁にさせたくない議員票(麻生さん派閥&岸田さんの元派閥)を多数獲得出来てギリギリの2位で決選投票に駒を進めらた時

 

決選投票に進められ時に議員票数の僅差で、日本初の女性総裁(総理大臣)上川総裁が誕生します。動向に注目&応援しています。自民党が変わり出す気がしますから…。

 

可能性(予感)

 

➀決選投票に駒を進めたのが「小泉さん」vs「石破さん」か「河野さん」=「小泉さん」が総裁に選ばれる。追伸9/13「意外と、河野さんのマイナンバー・カード導入など、暴走気味で党員&議員に人気が無くなっている。」のを感じられるので、河野さんが決選投票に進む確率はない状況。

 

➁決選投票に駒を進めたのが「小泉さん」vs「上川さん」=僅差(もしかしたら、決選投票の議員投票数ではハッキリした票数の差が出る可能性もあり)「上川さん」が総裁に選ばれる。

 

 

追伸9/27(金)16時「選挙結果について」

 

まったく、予感家の勘がハズレてしまい恥ずかしい限りです。

以下は「言い訳」「結果論」です。

 

ここまで、「タカ派(強力な保守と言うより右翼と呼びたい思考)であり、嫌中国や嫌韓国過ぎるので外交が不安になります。また、防衛費を増大するためには、社会保障費や少子化対策費などを減らすか…、増税してもでも強化する考え&公明党との連立に不安を感じる高市さんに党員や議員票が集まるとは!?」驚きでした。

 

1位 高市氏/議員72票&党員109票=181票

2位 石破氏/議員46票&党員108票=154票

3位 小泉氏/議員75票&党員  61票=136票

 

想定外だったのは、総裁選の選挙期間が長かったために「小泉さんの経験不足&言葉たらず(分かりにくい)で頼りないと、魅力の化けの皮が剥がれてしまった。」事です。1週間ぐらいの短期間なら、小泉さんが1位だったハズ…です。

だからと言って、上川さんが2位で決選投票には進めなかったでしょう…。

勝手な推理では「麻生さん派閥の一部の議員票30票前後が、土壇場で小泉さん&菅さんチームから動いて高市さんに投票されたのでは!?」と。

したがって、麻生さん派閥の一部の議員票(たぶん30票)が高市さんに30票投票されて増えた&小泉さんの議員票が30票減ったのでは!?

もし、この30票が小泉さんに入っていれば…「小泉さんが計166票で、高市さんが計151票」になって1位が小泉さんで、2位が石破さんになっていました…。そして、決選投票では、小泉さんが勝利していたハズ…です。

 

一夜明けて、各マスコミの解説では「麻生さん&派閥は、推し(キング・メーカーになり続けるために)は、表面上『河野さん』」と裏では『上川さん』の2枚手札を用意していました。ところが、この2枚の札(立候補者)『どちらも党員&議員票の伸び悪い&獲得票が少ない、このままでは、小泉さんか石破さんに負ける』と読んで&決断。急遽、高市さんに乗り換えを指示した」との事。あまりにも、河野さんの議員票が少な過ぎたので、納得出来ました。

 

ところが、結果は麻生さんが大嫌いな石破さんが勝ち総裁に選ばれて(キングメーカーとして、副総裁にはなれない事になって…)しまいました。

 

高市さんの党員票が想定以上だった理由は自民党員を増やす活動を一生懸命やっていて…、昨年は議員の中で2番目(確か1番ではなく…)に増やしていた事。地道な党員を増やした活動が、総裁選の党員票に現れました。石破さんは、何番目か?情報は入っていませんが…、党員を増やす活動に積極的ではなかった、そうですから。

 

決選投票は僅差でしたが…、「どちらが好きで応援したいか?ではなく、どちらの方がより嫌いで協力したくないか?」で選ばれた総裁だった様。石破さんは、5度目で選ばれて嬉しいでしょうが…、仲間&親派は少なく組閣&自民党の挙国一致が難しいでしょう。今後、選挙の顔として小泉さんを幹事長など要職に起用するハズ…。そして、石破総裁は、高市さん&麻生さん派閥の議員たちを冷遇するハズです。他の総裁候補者7名(小泉さん含めて)は、取り込んで無派閥&挙国一致の体制をアピールするでしょう。

 

今後、4年間、石破さんが総理&総裁で続けられるとは思えません。数年後、日本初の女性総裁&総理になって自民党を変えられるのは…、上川さんか?応援しているハト派の野田聖子さんか?今後、変わらなければならない自民党の行方が気になります…。

 

 

そして、日本株について27日(金)中は「利上げに反対している高市さんが優勢で、円安&株高で終わりました。」ところが、結果は逆転して石破さんが総裁&総理になる事が決まった途端「先物(N.Y.)は、急激な円高&株安に振れています。来週月曜日(30日)の株価は、大幅安(2000円以上の下げ)になるでしょう。早くも2番底が来襲するかも!?しれません。」

 

 

 

 

 

 

第481章に追伸:電気自動車を買ってはいけない理由

「水素エンジンは船に使う」

 

 

ここ最近(異常な猛暑も理由)、世界中で電気自動車の電池からの出火事故が発生しています。スマホの電池だけ考えても、高温の窓際などに置いておくと発火する事故がある訳ですから、想像出来ます。

 

そして、世界中で、電気自動車が売れなくなり(販売数)が減少。ドイツのフォルクス・ワーゲンでは、ドイツ国内の工場を閉鎖する、と発表。ボルボは、2030年までに、発売する車をすべて電気自動車にする、と発表したのを撤回。快進撃だったアメリカ「テスラ社」の電気自動車が世界中で販売数を減らしています。

 

 

第481章の繰り返しになりますが…、今は、まだ、買うのは時期尚早。

 

【理由】

 

➀電池の問題。さらに進化して、カタログ上で800km~1000km(実際は半分の400km~500km/エアコンだけでなく暖房でも電機を使い減ります。観光シーズンや週末の交通渋滞で止まっていても減り続ける)走れる電池が開発されもっと安く軽い電池になる必要がある。

また、大きな問題は、充電時間の30分~40分が家以外では長過ぎる&ガソリン(電気)スタンドで待てないし、他の車が充電していたら…、給電に1時間もかかってしまうから。

 

➁電池を含めて車重の問題。電気自動車は車重が重いので、タイヤが3割(30%)多く減るそう。各地の道路が多く痛む(削れる)そうです。車重が重いから「パワーでスピードは出ますが…、車重が重いのでブレーキが効きにくくパッドが減るのも早い」のです。

 

③今はまだ、故障が多い。そして、事故した時には、修理がしにくい。交換が多くなるから、費用が高くなる。

 

④アバウトですが…、電池の充電時間などが大きく進化する今後10年ぐらいは、バイク&小型&中型の商用車(限らた場所&距離&給油場所が明確)や社用車(仕事用)として使い道(郵便局や水道局、ガス会社、弁当の配達、保育園、高齢者の送迎など)には適している&二酸化炭素の発生を抑えられます。ですが…、電気は原子力発電所や風力発電、ソーラーパネルなど以外は、化石燃料を使って電気を作っていますからね。目先の電気自動車の長所だけで話をせずに、もっと引いた目で客観的な考察&判断が必要な時期です。

 

⑤トヨタが開発&発売していていて水素で走る自動車が『MIRAI』。本当に、水しか排出しない&ガソリンより安い(それでも、ガソリンより20%安いだけなので、税金が安いディーゼル車の軽油ぐらい)給油時間が3分ぐらい(電気自動車の充電は30分~40分)ので、近未来の可能性がある。BMWがトヨタと水素自動車で提携した理由が分かる。

ただし、給油場所の問題(電気充電スタンドはコンビニなど小さなスペースがあれば簡単に設置出来る。水素の給油所はガソリン・スタンドの数倍&電気充電スタンドの10倍以上も費用がかかるそう…。)

 

しばらくの間は、大型(小型&中型2トンぐらいまでのトラックは電気自動車が適している)の長距離トラックやダンプなど大型の働く車に水素エンジンは向いています。電池のパワーなどの問題で、電気自動車は今(この10年)の時点では大型トラックやダンプに向いていないから。

そして、くりまろんのアイデア&勘では巨大船は自動車以上にたくさんの化石燃料を消費します。小さな漁船でも1日海に漁業出航すると10万円はかかる(小さなモーター・ボートでも1日1万円は使う)と言われていますから。これが、巨大なタンカーやコンテナ船、大型客船など、凄い燃料積み&消費します。したがって、水素エンジンは「船のエンジンと相性が良い。」と考えています。

出来るだけ早く、港&漁港に「水素の給油所(スタンド)を作り、船のエンジン&燃料を徐々に水素エンジン変えていきます。」

また、港や漁港には、コンテナの荷物や水揚げされた魚を運ぶ大きなトラックが行きかいますから、必然的に、大きなトラックは港や漁港で水素を給油します。

 

 

追伸『自動運転についての考え』

 

自動運転は限られた場所(遊園地や大きな公園、ゴルフ場)や地域(車や人が少ない郊外)限定で、「歩く速度~速歩する時ぐらい(時速4km~6km)の…、事故が起きた時に人が追い付けるスピード」で、実験を重ねるのには大賛成です。

 

ただし、自動車メーカー各社が安全に自信があるなら…、実験の場として「電気自動車による、給油(給電なし)で400km~500kmの距離で競う自動運運転レースを開催」して、安全性&航続距離を証明して見せて欲しい。

過去の「自動運転(安全運転)レース」は、以下の「ブログ第390章の前編&中編&後編」に書いてありますので、ご確認を。

 

第390章(前編)「自動運転(安全確認)レース開催希望/最新『ビースト・カー』&愛らしい車」 | 【幸せプランナー・くりまろん】ブログ。 『少子化改善で景気回復を目指す』一つの案が「18才でお酒を解禁か?容認しよう。」 (ameblo.jp)

 

 

 

 

 

 

 

誰も信じなかった「ファイン(AI)バブル崩壊が始まった」

追伸:2番底&3番底は?

 

前章ブログ499章(以下に再掲載しておきます)にも書きましたが…、繰り返します。

 

それでも、7月中に利上げが始まり…、日本株は崩壊し始めます。

2020年3月のコロナ禍が激しくなった時の日経平均株価16358円以下まで下がります…。もう誰も信じてくれませんが…、「不思議に歴史も株も繰り返される…。」ですからね。

 

もし、利益が出ている株や投信、為替などを持っていたら…、欲をかかずに明日7/5(金)~7/12(金)までに利益確定させて欲しいです。

 

 

【本題】「2番底の日」は、特定できませんが…、上がり下がりを繰り返しながら下がり続けていきます。昔の株投資家の様に「日々の株価を折れ線グラフか?棒グラフを付けていれば分かります。」

 

まずは、3万円の大台を切り「27000円~28000円」辺りで落ち着くでしょう。そして、アメリカ大統領選の結果次第か?日銀の追加利上げ(たぶん、年内にある)した時に、「3番底が到来」して2万円の大台を割り「17000円~18000円」辺りで落ち着くでしょう。

 

ここで、下げ止まるか?免許も国家資格も天気予報士の資格も持たない「予感家くりまろん」の勘が当たり、16358円を一時的か?数日間に渡り下がるか?です。

誰も信じてくれませんが…、台風や地震などの天変地異も想定を超えますが…、株価も解説者の想定や予想を超える物なのです。

 

 

以下に参考になりそうなSNSを見つけたので、時間がある方は読んでみてくださいね。

 

 

8月5日の株価大暴落-全値戻し-は半年後-近年のケースを振り返り今後の展開を占う(日刊ゲンダイDIGITALより)

 

 

【ベテラン証券マンが教える株のカラクリ】#132

8月5日の大暴落(日経平均は過去最大4451円の下落、7月高値からは25%の下落)の後、株価の戻りは意外と早く、8営業日後の8月16日に「半値戻し」を達成した。相場の格言で、「半値戻しは全値戻し」(下落幅の半分まで値を戻した相場は、もとの水準まで戻る勢いがある)と言われるが、全値戻しは早いのだろうか。

近年の株価の暴落を振り返ってみると、以下のように分類される。

●ブラックマンデー型-過熱相場の修正 ①(急落年月)1987年10月②(最大下落率、急落前の年初来高値からの1年間)21%③(全値戻しまでの期間)5カ月

●ITバブル崩壊型-急落後に景気後退入り ①2000年4月②43%③15年2カ月

●リーマン・ショック型-金融システム不安に発展 ①08年10月②51%③5年4カ月

●コロナショック型-コロナパンデミックによる経済活動の停滞 ①20年3月②31%③9カ月半

さて、今回の暴落はどのタイプかといえば、株価急騰の修正である「ブラックマンデー型」であろう。日経平均は7月11日の最高値まで前年末比で26%上昇、過熱していた。ブラックマンデー時はわずか2日で半値戻しを達成し、その状況も今回の大暴落と似ているが、今後の日本株の展開はどうなりそうか。

日米の金融政策の違いから生じる金利差縮小による円高圧力は今後も続き、輸出主導株には逆風である。一方、日本株には①好調な企業業績②企業改革の進展などの好材料がある。しばらくは両者の綱引きが続き、2番底.3番底をつけるかもしれないが、今回の急落は過熱相場の修正であり、日本企業のファンダメンタルは何ら変わりがない。しかも牽引役のNY株市場も絶好調である。過去の例にならうなら、「全値戻し」は半年程度で実現するとみるが、ブラックマンデー時の5カ月を上回ることだって十分にあって不思議はない。(丸)

 

 

以下に本日「2024年9月13日(金)の日経平均株価暴落した8/5(月)4本値」を掲載しておきます。日経平均株価の動きを再確認しておいてくださいね。

 

日経平均株価の指数情報・推移】

前日終値「36,833.27」(09/12)
 
9/13始値「36,882.41」(09:00)
9/13高値「36,887.40(09:03)
9/13安値「36,441.34」(12:34)
9/13終値「36581.76」(9/13)前日比(終値)-251.51円
年初来高値「42,426.77」(24/07/11)
年初来安値「31,156.12」(24/08/05)
日付 始値 高値 安値 終値
2024年9月12日 36,185.62 36,902.21 36,172.26 36,833.27
2024年9月11日 36,029.90 36,056.87 35,253.43 35,619.77
2024年9月10日 36,386.12 36,537.03 36,001.58 36,159.16
2024年9月9日 35,805.82 36,248.12 35,247.87 36,215.75
2024年9月6日 36,815.00 36,898.28 36,235.61 36,391.47

 

(途中省略。詳細:右記の日経平均株価:時系列・推移 - Yahoo!ファイナンスで確認を)

 

 
2024年8月15日 36,381.40 36,885.16 36,381.40 36,726.64
2024年8月14日 36,535.60 36,683.89 36,074.71 36,442.43
2024年8月13日 35,490.58 36,232.51 35,476.79 36,232.51
2024年8月9日 35,272.34 35,671.31 34,445.57 35,025.00
2024年8月8日 34,645.79 35,379.65 34,207.16 34,831.15
2024年8月7日 34,122.35 35,849.77 33,739.46 35,089.62
2024年8月6日 32,077.33 34,911.80 32,077.33 34,675.46
2024年8月5日 35,249.36 35,301.18 31,156.12 31,458.42
2024年8月2日 37,444.17 37,471.52 35,880.15 35,909.70