希望や夢が、思い通りに叶っていく

なんて素晴らしい人生なんだろう

僕たちは、つい思ってしまう



でも、思い通りなんて、ホントにあるの



僕たちは、ひとりでは生きていけない

陰に、そして日向に

自分以外の誰かに助けられている



思い通りなんて、幻想

思い通りになることはあるけれど

結果として、そうなっただけ

たまたま利害関係が一致しただけ



他人は思い通りにならない

自分にも他人にも都合がある

他人だけでなく、自分の身体さえも

けっして思い通りにならない



自分以外の誰かのお蔭で、僕たちは生きている



君がいるからこそ、僕は生きている

自然があるからこそ、僕は生きている

僕の身体があるからこそ、僕は生きている



僕は、そっと優しくお肌を撫でる

細胞さんが直ぐに応えてくれる

重かった身体がフッと軽くなる



思い通りにしようとするのは、僕の身勝手

僕にできることは、感謝の気持ちを表すこと

思い通りなんてないのだから





          詩人 竹水 丈哉


 

 

 

下記のブログで、この詩について、少し書いています。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 

 

この詩集以外にも、ブログをやっています。

こちらも読んで頂けたら、とても嬉しいです。

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆