僕の親父は

もうこの世にはいない

でも、本当に存在していたのだろうか



実際、過去に生きていたし

その証として、僕が今生きている

でも・・・、まったく実感がない



いや、僕自身

過去に存在していたのだろうか

未来にも存在しているのだろうか



存在しているって、いったい何だろう

僕たちは、本当に存在しているのだろうか

生きているって、いったい何だろう

僕たちは、本当に生きているのだろうか



僕たちは誰もが、いつかは死ぬ・・・

死んだ後は、いったいどうなるのだろう



死んだらおしまいで

僕たちは、消滅してしまうのだろうか

死んでも、肉体が滅ぶだけで

僕たちは魂となり、存在し続けるのだろうか



僕の感覚としては

今も存在しているし、死後も存在していく

でも、実際どうなるか分からない

分からないけれど、僕は求め続けていく


目に見えないものを見ようとしていく

耳に聞こえないものを聞こうとしていく

感じられないものを感じようとしていく



そんな分からないものを

意識することを止めない限り

僕は、在り続けていく





          詩人 竹水 丈哉


 

 

 

下記のブログで、この詩について、少し書いています。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 

 

この詩集以外にも、ブログをやっています。

こちらも読んで頂けたら、とても嬉しいです。

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆