僕は、大空を見上げる

トンビさんが悠々と舞っている

時折、ピーヒョロロと聞こえてくる



風の流れにうまく乗って

羽ばたかず優雅に飛んでいる



その姿を見て、いつも思う

ああっ、カッコいいなあ、素敵だなあ

僕も、自由に大空を飛びたいなあ



僕も羽があれば、飛べるのだろうか?

いや、でも・・・

羽って・・・、必要なの?!



トンビさんのような鳥さんたちは

飛ぶための羽をもっている

羽がないと飛べないのだろうか



僕も、かつては

鳥として存在していたこともあるだろう

だから、トンビさんに憧れたりする



大空を飛びたい心があったから

かつては、羽というカタチが必要だった



でも、僕は進化し続けていく



空飛ぶ円盤が、空を舞っているように

地球が、宇宙空間を飛んでいるように

僕もいつかは、自由に大空を飛びたい



その時に、飛ぶための羽なんて必要ない





          詩人 竹水 丈哉


 

 

 

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