僕は、いつも

自然の音から、エネルギーを頂いている

そして、自然の音に心も癒される



光の音や水の声、風のささやき

樹々や草花たちのざわめき

小鳥や虫たちの鳴き声



この自然の音との触れ合いがなく

人工の音ばかり聞いていたら

僕の心は、きっと荒んでしまうだろう



でも、自然の音と人工の音の違いって、なんだろう



自然の音だって、恐い時もある

台風やカミナリなどは、やっぱり恐い


人工の音だって、多くは不快な音だけれど

好きな音楽の音は、心が癒される



自然の音だから、いつも良いとは限らない

人工の音だから、いつも悪いとは限らない



今の時季は、たくさんのセミが鳴いている

樹木の下では、物凄い大きな音

まるで音のシャワーだ



でも、不思議とうるさく感じない

むしろ、心が癒されたり、心がスッキリしたり



心を静かに穏やかにしながら

そして、耳を澄ましていきながら

音の中へ中へと入っていく



その音の奥の中心部は、とても静かで穏やか

整列された音無き音が、鳴り響いている



自然とか人工とかではなくって

根っこの音は、どんな音なんだろう

それが大切なんだ




          詩人 竹水 丈哉


 

 

 

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