僕たちは、人間

誰もがみんな、同じように見える



けれど、その中身は、全然違っている

住んでいる世界が、まったく違う



人間の皮をかぶったケモノ

外の姿も中身も人間であるヒト

2種類の人間に別けられる



でも、悲しいことに

この世界は、ケモノが支配している

ケモノの力の方が、圧倒的に強い



良心ある人たちは

分かち合って、助け合って

みんな共に、仲良く暮らすのが願い



力で他人を支配しようなんて

まったく思ってもいないし

強い力を求めたりもしない



だから、どうしても、ケモノが力を持ってしまう



最近は、ケモノたちのやりたい放題だ

昔は、少しは遠慮もあったみたいで

隠れてコソコソとやっていたが

ある時期からは、もうあからさま



これからは、時が進めば進むほど

世界が、ますます悪くなっていくだろう

苦難に耐えていかなくてはならないだろう



でも、案ずる必要なんて全くない

時節が、近づいているのだから

その時、僕たちは完全に住み別けられる



ヒトとして、いちばん大切な

生命(いのち)よりも大切ともいえる



   『良心』



絶対に絶対に忘れずにいこう




          詩人 竹水 丈哉


 

 

 

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