僕たちは誰もが

幸せになりたいと願っている

誰も不幸になんてなりたくはない

この世界に生まれた以上、幸せになりたい



でも、幸せって、いったい何だろう

不幸って、いったい何だろう

その答えは、人それぞれ異なるだろう



それよりも何よりも

幸せや不幸を明確に定義なんてできない

これこそが幸せ、これこそが不幸だと

胸を張って、誰も言えないだろう



ある人にとっては、幸せでも

別の人にとっては、不幸かもしれない

ある人にとっては、不幸でも

別の人にとっては、幸せかもしれない



この世界は、陰と陽で成り立っている

ある時は陰でも、ある時は陽になる

陰と陽は、裏と表の関係



幸せを裏返せば、不幸になる

不幸を裏返せば、幸せになる

幸せと不幸は、コインの表と裏の関係



僕は、幸せな時もあるし不幸な時もある

でも、どちらの時も、心は揺れ動いている



幸せな時は、不幸に戻るかもしれない

わずかな不安を、僕は感じてしまう

不幸な時は、幸せに戻るかもしれない

わずかな期待を、僕は感じてしまう



でも、幸せでもない不幸でもない時

僕の心は安定し、落ち着いている

だからこそ、僕は

幸せと不幸の狭間に、いつもいたいと願う




          詩人 竹水 丈哉


 

 

 

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