いつもと同じ家族がいること

いつもと同じ友達がいること

いつもと同じ仕事仲間がいること



いつもと同じ家があること

いつもと同じ会社があること

いつもと同じ街があること



そして、いつもと同じ変わらぬ

自分自身が、今ここにいること



あしたも、あさっても、いつもと同じ

日常を送ることができると

誰もがみんな、当たり前のように思っている



だけど



次の瞬間、次の朝も

いつもと同じである保証なんてどこにもない



家族や友達が

病気や事故などに遭って

まったく変わってしまうかもしれない



家や街が

災害や戦争などに遭って

まったく変わってしまうかもしれない



いつもと同じであること

いつもと変わらないこと

いつもの当たり前の光景



この世界や宇宙の全てのものが

常に変わり続けていく中で

とても稀有なことなのかもしれない



だからこそ

今この時に、限りない感謝を注ぎながら

より良くより懸命に、生きていく




          詩人 竹水 丈哉


 

 

 

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