時(とき)は、一瞬たりとも、とどまらない



過去から現在へ、現在から未来へ

連続的に、一方的に流れている

僕たちは、そのように感じている



日々の生活においては

さまざまな雑事に追われている



プライベートでも仕事でも

何時から何時までに、それを行ったり

先に時間があって、それによって行動している



食べるという生理的な行為でさえ

お昼だから、お昼ごはんを食べたりしている

お腹が空いたから、食べるのが自然なのに



僕たちは、現実の生活において

時間に管理、支配されてしまっている

いつも時間に追われてしまっている



でも、日々の生活から離れて

大空のゆったりと流れる雲を眺めたり

夜空に浮かぶ月やまばたく星々を眺めたり



そのような悠久の時に浸っているとき

時間のことなど忘れてしまっている



そのとき、過去や未来すべての時が

その一瞬に、織り込まれてしまっている

その一点に、時(とき)が全て集約されている



僕という意識が先にあって

その後に、時(とき)が作られるのだから




          詩人 竹水 丈哉


 

 

 

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