僕たちは

生きている、生きようとしている

いのちを燃やし、輝かそうとしている



生のダンスを踊っている



でも、時は止まらない

時は、容赦なく進んでいく

誰もが訪れる最期の時に向けて



そう、僕たちは必ず死ぬ

余りにも当たり前のことだけれど・・・



死ぬことはとても恐いし

できる限り避けたいし考えたくもない



生きることは良いこと

死ぬことは悪いこと

僕たちは、ついそう思ってしまう



死を恐れてしまうことは

生命体として、本能的に組み込まれている

だからこそ

いのちを守り生きようとするのだから



でも、僕たちは他の動物とは違って

思考や理解ができる生き物

ただ生きているわけではない



生の意味を、そして死の意味を

深く深く理解していかなければならない



生は死、死は生

生と死は、表と裏

この世界では死であっても、別の世界では生



生のダンスを踊りながら

同時に、死のダンスを踊っている

僕たちは、生と死のダンスを踊っている




          詩人 竹水 丈哉


 

 

 

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