この世界は、どこまで狂っていくのだろう

この先の未来のことを思うと

身の毛もよだつほどの感覚に襲われる



この世界、特に日本の先行きを

憂いたり、不安に思ったりしている人は

僕だけでなく、少なからずいるだろう



どうしてこうなってしまったのだろう

どうして誰も気づかないのだろう

どうして変えていけないのだろう



つい誰かのせいにしたり

つい投げやりになったり

否定的な思いに引っ張られそうになる



だけど



僕自身も、この世界のこの日本の一員であり

けっして例外ではない



僕自身だって、狂っているのだから

どこか狂っていたからこそ

この世界に生まれてきたのだから



僕たちは、身を持って経験しないと

何一つも理解することはできない

誰も自分自身のことを

狂っているなんて露ほども思っていない



だからこそ、この狂った世界に身を置いて

身を削りながら学んでいくのだから



心して臨んでいこう




          詩人 竹水 丈哉


 

 

 

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