電車に乗っているとき

人混みの中にいるとき

周りからの影響を受けたり

周りに影響を与えたりしている



でも、僕たちは

人に与えている影響はほとんど感じない

人から受ける影響ばかりを感じてしまう



悲しいことに、ほとんどが悪い波動

僕のような感受性の強い人は

倒れそうになってしまうこともある



そのようなとき

酷いことを思っていると分かっていながら

感情的に思ってしまうこともある



この人、どこか別の所に行ってほしいなあ

この人、どこかに消えてくれないかなあ



自分自身の体調悪化に引きずられて

ネガティブな感情の波に溺れそうになる



でも、同時に、心の奥底から

そのような思いを戒めようとする

微かな声が聴こえてくる



その声は小さいが、力強くて威厳があり

確信に満ちあふれている

そして、どこか懐かしい



その声と完全に一つであった頃の

遠い遠い過去の記憶の片鱗に触れて

涙がとめどなく流れてくる



まさに従うべきは

心の深淵の声、良心の声


 




          詩人 竹水 丈哉


 

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