僕は、ひとりぼっち



でも、ひとりぼっちであることが

何かとてもイケナイことであると

考えている人たちが多いようだ



この日本という国では

個人よりも集団を大切にする

人たちが多いからだろう



ひとりぼっちは

寂しかったり悲しかったり

耐えがたい苦しみを伴うこともある



時には、孤独感という強烈な刃が

僕の胸を情け容赦なく

切り裂いてきたりもする



余りにも辛く苦し過ぎて

逃げ出しそうになることもある

だけど、僕は生半可な妥協はしたくない



ひとりぼっちでないと得られない

崇高なる価値や貴重な宝がある



ひとりぼっちを極めないと

絶対に見ることができない世界がある



だから、これからもずっと

孤独感という辛さを抱きしめ

辛抱して、耐え忍んでいく



そんな頑固一徹な僕でも

手助けしてくれる人たちがいるのだから


 




          詩人 竹水 丈哉


 

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