雲が流れていく
音や光も流れていく
すべてが風のように流れていく
知らない時に知らない場所で
雲さんたちは、生まれたのだろう
風に流されて、いつかは消え去っていく
そう、大空はいつも流れている
常に移り変わっていき
二度と同じ姿を見ることはできない
大空のその一瞬との出逢いは
その時その場所でしかない
それは二度と訪れることはない
僕たちは、明日という未来も
いつもと変わらない人たちが
自分の周りにいると信じている
それが当たり前だと思い込んでいる
でも、心の深淵を覗けば
そうではないことが分かるはず
昨日の自分と今日の自分は
同じように見えて同じではない
自分以外の他人や物も同じではない
同じように見えているだけで
一瞬一瞬変わり続けている
だからこそ、一瞬一瞬の出逢いを
大切に大切に抱きしめていく
詩人 竹水 丈哉
下記のブログで、この詩について、少し書いています。
☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆
この詩集以外にも、ブログをやっています。
こちらも読んで頂けたら、とても嬉しいです。
☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆