いつも、僕は大空を見る



見ているだけで気持ちいい

こころが癒される

多くのことを教えてくれる



そして、何よりも何よりも

たくさんの恵みを頂いている



でも、どうして、大空のことを

大きな空(くう)というのだろう

大きな空っぽということだろうか



でも、空っぽだからこそ

あらゆるものを包み込んでくれるし

空っぽと言っても、目に見えないだけで

たくさんのものが、目一杯つまっている



その中から

ごくごく一部の恵みを

僕は頂いている



でも、僕にとっては、有り余るほどのもの

大空から頂いた恵みすべてを

消化しきれないし、吸収しきれない



だから、時には

もうお腹いっぱいだと言って

拒んだり、文句を言ったりすることもある



それでも、大空は

たくさんのものを与え続けて下さる



今日も、僕は大空を見る

深い感謝と祈りのこころで


 




          詩人 竹水 丈哉


 

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